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「え、は、?私のAに何やっちゃってんのあの帽子掛け」
「お前のじゃない。決して。それと伽羅を保て、伽羅を」
太宰の背中を殴って川に落とす。
故意ではなかった。
ただ殴ったら落ちた……ただ、それだけなんだ……
菩薩顏をしていると、後ろからコートを掛けられる。
「無事だったか…?…!それ、は…?」
私の首の赤い印を見て織田作は目を見開く。
目玉がぽろりと落ちてしまいそうだ。
「あー…寝てる間になんか付けられた」
本当セクハラで訴えようかな、とぼやく。
「セクハラで訴えてもマフィアだから無理だろ」
「あ、っ」
ちくせう。
「なんか、今のちょっとアレっぽい……ゴボボボボボ……」
太宰が川から出てきた時に呟いた言葉を聞いてすぐに織田作は太宰の頭を沈める。
待って織田作、君そんな伽羅だったっけ?!
伽羅を保てよ伽羅をー!!
と、夕陽と川に向かって叫んだ午後17時。
近所の人に怒られた。
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ニャー吉 - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 274ae07ce4 (このIDを非表示/違反報告)
雲霧カフカ(プロフ) - 海月さん» あっ、すみません!オリジナルフラグ外しました!ご注意、有難う御座います!! (2017年1月5日 19時) (レス) id: 1f6bce72e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - こんにちは。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。二次創作ですので、住み分けにご協力お願いいたします。 (2017年1月5日 15時) (レス) id: f08cf5272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文ストLove | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月4日 0時