ノラ猫の恩返し (yb×in)

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慧が入ったあと、俺も風呂に入る。




…めっちゃ緊張する…



これまでも慧はうちに泊まってるけど





…その、えっと…まだ一線は越えてなくて






俺も慧も男と付き合うのは初めてなのもあり




あと…これまでは精神的に、まだそんな気分になれなかったというのもあり



でも





さっきのあの笑顔見たら…急に慧のすべてが欲しくなって





まだ出会ってそんなに経ってないのに、俺の事を誰よりも理解してくれてる慧




慧のすべてを…愛したい。
喜んでもらいたい。




って…思ったんだ。




髪を乾かして戻ると、俺のTシャツとスウェットを着た慧がソファーで目が覚めたいのおと遊んでいた。

羽の付いたおもちゃに一生懸命飛びついてる。




あのおもちゃは…


買ったけど、一度も遊んでやれなかった…やつだ。




「おかえり。このおもちゃすごい食いつきいいよ笑」


「すぐボロボロになっちゃいそうだなぁ笑」



さんざん遊び、疲れたのかいのおはソファーの上で寝てしまった。
慧が優しく見つめながら



「突然寝るよね笑 子猫って面白い」

「全力で遊ぶから、スイッチが突然切れるんじゃない？」

「そうかも笑」



顔を上げたら、目が合った。



「…」

「…そろそろ…寝る…？」

「…っ、うん…」



いのおはそのまま寝かせておいて、寝室へ向かう。

入口は少し開けておいた。




慧を先に寝かせ、その上に覆いかぶさる。


「…灯り…暗くして…」

「…うん」



うっすら見える慧の唇に触れる。


「…んぅっ…」

「…っ…」


もう何度も触れてる唇なのに、心臓の動きが分かるくらいの自分の鼓動にびっくりする。


耳たぶにかぷりと噛みつき、その後唇を下へ移して…首筋に吸い付いた。


「…っ、ぁあん…」


Tシャツをずらし、鎖骨にキス。


「ひゃ…っ！」



裾から手を忍びこませて、わき腹を撫でると身をよじる。


「こう…たぁ」

「…優しくするから」


するりとTシャツを引き抜く。
ちょん、と主張してる胸の飾りにちゅっとキスをすると、跳ねあがった。



「っ、あぁっ！」

だんだん下に移動しゆっくり丁寧に触れていく。


「こ、こぉたも、ぬい、で…っん」


恥ずかしいんだな笑 可愛い…


「いいよ」


一気にTシャツを脱いで、もう一度被さる。
素肌が触れあうと…ぞくりとした。



「下…触るよ」


熱を帯びた場所へ、手を伸ばした。

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