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翌日。タクシーで病院に到着。
はりきって早起きしたので、15分も早く着いてしまった笑
駐車場の方へゆっくり歩いていくと、短くクラクションが鳴らされたので振り向くと、青いコンパクトカーの運転席の人が手を振っている。
先生だった。
空いてる場所に駐車して、運転席の窓を開けると、マスクをしてない先生が爽やかな笑顔を見せた。
「おはようございます」
「おはようございます、早いですね先生笑」
「薮さんこそ。まだ15分も前ですよ？笑」
ふふっと微笑みあってると
「にゃあーん！！にゃあー！」
大きな鳴き声にびっくりすると、後部座席から助手席にぴょんっといのおが飛んできた。
「いのおー！！！」
「トイレを積んでたら、自分から車に乗って来たんで、そのまま来ちゃいました笑」
「おまえ車好きだなー笑」
「にゃあ！にゃあー！」
「どうぞ、乗ってください」
いのおを抱っこして席を空けてくれたので乗り込むと、そのまま俺に渡してくれた。
大人しく、俺の腕の中におさまる。
ふわっとして柔らかく、温かい。
大きな深く青い目でじっと俺を見つめてる。
「…いのお」
「にゃ」
「…やっと会えたな」
「にゃあ」
俺にすり寄って、ゴロゴロと喉を鳴らし始めるので、頭をゆっくり撫でてやる。
「ふふ。いのおくん嬉しそうですね」
「夢と一緒だけど…なんか、不思議な感じです」
「実際は初めて触れるんですもんね。どうですか？触り心地は」
「最高っす笑」
「あはは！」
俺の家へ向かう間、いのおはぴったりくっついて離れようとしなかったので、ずっとその小さな背中を優しく撫でてやっていた。
「今朝僕がトイレとかキャットフードとか用意してたら何か察したのか、落ち着きなく部屋中歩き回ってたんですよ」
「そうなんですか…賢い子だもんなぁ、おまえ」
「にゃっ」
「ぶっ…！薮さん早速親バカ炸裂…！！」
「そりゃなるでしょー！こんな可愛くて良い子だったら！」
「はい笑 失礼しました」
車を走らすこと約20分。マンションの近くのコインパーキングに車を停めて、離れないいのおを俺が抱っこして(←嬉)荷物も持ち、先生がトイレを抱えて歩いていると、前から50代くらいの女性が歩いてきた。
「あら！可愛い猫ちゃん…えっ！？けいちゃん！？」
え…？
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございました(≧∀≦) ええ、薮家のアイドル、とーっても美猫さんですよぉ♪♪ これからふたりと1匹でいつまでも楽しく暮らしていくことでしょう…(*^^*) (2020年8月2日 22時) (
レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - みるみるみるきーさん» ありがとうございます！不安にさせてしまいごめんなさい(＞＜) 途中わたしも泣きそうになりながら書いてましたが笑、無事みんな幸せにしてあげられました〜！！ (2020年8月2日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - さくらもちさん» ありがとうございます！ そんなに癒しになったとは、嬉しい限りです(≧∀≦) また次のお話でもぜひお立ち寄りください♪ (2020年8月2日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 完結おめでとうございます！成長したいのおくん、さぞや美猫に…うっとり。行動力のある伊野尾先生と溺愛な飼い主さんの今後も幸せでありますように(*^^*) (2020年8月2日 22時) (レス) id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！ハピエンで良かったー！また、いのおがいなくなっちゃう？？と不安にかられながら読んでましたー！ほんとにみんな幸せでよかったですっ！ (2020年8月2日 22時) (レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2020年7月8日 22時
