3 ページ48
yb side
誕生日になった瞬間にお祝いしてくれて
気になってたスニーカーをプレゼントしてくれて
愛されてることを改めて実感した最高の誕生日！
新しく出来たアウトレットモールでの買い物デートは、のんびり気ままにぶらぶら
気になったお店にふらっと入る。
慧が俺に似合いそうな服を選んでるんだけど、さっきから真剣に悩んでて、可愛いんだ笑
「こっち…あー、でもこれも捨てがたい…」
「そんな変わらなくない？どっちも」
「何言ってんの！違うだろー？こっちはちょっと大人っぽいじゃん！」
「じゃあ大人っぽい方がいい」
「なんで？」
「…大人っぽく見せたいから」
慧がぷっと笑った。
「まだ気にしてるの？」
「…そりゃ…ちょっとは」
「よし決めた！こっちにする！」
もう一枚の方を俺の前に差し出す。
白とネイビーの細いボーダー柄のニットだった。
「慧…」
"大人っぽい"と言ったグレーのシンプルなニットを棚に戻して
「こういうのは来年買お」
「慧、おれは…」
「大人っぽいのはこれからいくらでも着れるもんね」
くすっと可愛く微笑んだ。
「俺の言い方が悪かった。宏太は大人だよ」
「えっ」
「他の19歳の人がどんな風かは知らないけど…俺から見たら宏太はしっかりしてて…いつも頼りにしてるんだからさ」
慧…
「背伸びしないでよ。そのままの宏太が…好きなんだから」
そう言って少し頬を染める。
「あとさ！これだけ迷ったってことはどっちも宏太に似合うってことだからね」
「慧…」
ふふっと笑いあう。
…これが、俺の好きな人。
７歳上の、俺の恋人。
「ありがと。慧が似合うって言ってくれるならそれにする」
「うん！」
俺のことを誰よりも分かってる、俺の大切な人。
慧の服を二人で選び、お店を後にした。
「良い買い物できたねー。宏太どう？初めてのアウトレットは」
「こんなに安いんだね！すごい楽しいよ」
イタリアンのお店でパスタランチを食べつつ、休憩。
「へへ、俺も楽しい♪」
慧が嬉しそうにパスタをほおばるのを見ると、自然と頬がゆるんでしまう。
「美味しいね」
「うん、めっちゃ美味しい」
一緒に楽しいことを共有して
例えば…辛いことがあれば、それも分かちあいたい。
慧に悲しい思いはしてほしくない
いつも…笑っていてほしい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 431人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 承りました♪ 必ず書くのでお待ちください(^ε^) (2020年2月1日 0時) (
レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» えっ、リクエストしてもいいんですか？しちゃいますっ(///ω///)♪社会人な二人のお話をぜひっ(>▽<) (2020年1月31日 20時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございます(≧∇≦) 夏夢さん、それはリクエストですかっ！？私もこのお話の二人は大好きだし、そもそもスーツ萌えなのでw リクエストしてくださるのならどこかで社会人編書きますよ〜♪♪ww (2020年1月31日 13時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 完結おめでとうございます(涙)帝王が年下の、新鮮なお話が更新ごととても楽しみでした(///ω///)♪新しいお話も勿論楽しみにしていますが、黄緑くんも社会人になったこの二人のお話もまた、読んでみたいなと思いました。お疲れさまでした！(*^^*) (2020年1月31日 12時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ゆずさん» ゆず様、初めまして(^^) ファンだなんて、とても嬉しいですー！！ 次のお話でもこっそり(←笑)お立ち寄りください♪ (2020年1月31日 11時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ましろ
| 作成日時：2019年9月29日 23時
