初体験 1 ページ30
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仕事終わり、高木が俺のところに来た。
「伊野尾くん、これから少し時間ある?」
「ほぇ?いいけどどうした?」
「ちょっと相談があって…」
会社の隣にあるカフェに入った。
「相談って?」
「えっと…俺姉貴がいるんだけど、インディーズの服のプロデュースしてて」
「へぇ!すごいね」
「今回新規のブランドを立ち上げるんだけど、けっこうガッツリ宣伝するからイメージに合うモデルを探してて」
「うん」
「…たまたま…伊野尾くんの写真見て…その、モデルになってくれないかって」
「へぇー…ほぇっ!!??おれっ??」
はぁ!?
「も、もでる…?」
「夢の国のさ、キャラクターと撮った写真送ってくれたじゃん?あれたまたま見られて」
ちょっと待て!!整理できない!!笑
「いやおれモデルなんてしたことないし!!」
「そこはちゃんと指示してくれるから、その通りにすればいいって」
「いや無理無理っ!!出来ないって!!」
「薮くんも一緒に」
「へっ?」
「とりあえず…姉貴の話だけでも聞いてくれない?どうしても無理なら断ってくれていいから」
ええー!!
目の前で高木が顔の前で両手を合わせて頭を下げている。
宏太も一緒…
いや、そもそも俺にモデルなんて出来るのか!?
と、とりあえず話聞くだけなら…高木の顔も立てなきゃだし…
断ってもいいんだったら…
「宏太に…話してみてから返事でもいい?」
「ありがとう!!伊野尾くんっ!!」
.
.
.
「…というわけなんだけど…」
「ええ!?慧がモデル!?すげぇ!!」
ベッドの中でまったりしながら、話を切り出した。
「宏太にもやって欲しいそうなんだよ…一緒に…来てくれる?」
「俺はいいよ!慧が良ければ。絶対受けなきゃいけないわけじゃないんだよね?」
「うん…断ってもいいとは言ってた」
「ちょっと慧のモデル姿も気になるし」
「俺はいやだよ…大勢の人の前でポーズとか取るんだろ?そんなの恥ずかしい…」
「俺は慧と一緒ならやってもいいかも」
「本気!?」
「普段着ないような服着て慧と写真撮れるってことだろ?興味はあるなぁ」
…なるほど…そういう考え方もあるか
と思ってたら、くいっと宏太の方に引き寄せられて、唇が重なる。
そうだな…宏太と一緒なら…
「…ん…」
きっと大丈夫。
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 承りました♪ 必ず書くのでお待ちください(^ε^) (2020年2月1日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» えっ、リクエストしてもいいんですか?しちゃいますっ(///ω///)♪社会人な二人のお話をぜひっ(>▽<) (2020年1月31日 20時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございます(≧∇≦) 夏夢さん、それはリクエストですかっ!?私もこのお話の二人は大好きだし、そもそもスーツ萌えなのでw リクエストしてくださるのならどこかで社会人編書きますよ〜♪♪ww (2020年1月31日 13時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 完結おめでとうございます(涙)帝王が年下の、新鮮なお話が更新ごととても楽しみでした(///ω///)♪新しいお話も勿論楽しみにしていますが、黄緑くんも社会人になったこの二人のお話もまた、読んでみたいなと思いました。お疲れさまでした!(*^^*) (2020年1月31日 12時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ゆずさん» ゆず様、初めまして(^^) ファンだなんて、とても嬉しいですー!! 次のお話でもこっそり(←笑)お立ち寄りください♪ (2020年1月31日 11時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2019年9月29日 23時