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in side
駅から家まで帰る道中、夜も更けてて人が居なかったからか宏太は俺の手をずっと握って離さなかった。
部屋に入ると、カレーの匂いがする。
「…ごめん宏太。心配したよね…」
「…連絡出来なかったんだから仕方ないよ。ちゃんとこうして会えたからいい」
そう言って、俺をぎゅっと抱きしめてくれた。
俺も鞄を放り投げて宏太にしがみつく。
「…慧が帰って来なかったら…どうしようって…めっちゃ不安だった」
「…俺だって…連絡できなくて…めっちゃ不安だった」
「…そうだよね。偉い人の相手してるから下手なこと出来ないもんね」
「でもさ！いくら大物取引先とは言えスマホ没収とか無くない！？しかもセクハラまがいのことされるしさ！！」
「…え…？」
あ、やば
宏太の目つきが変わった。
「なに…セクハラまがいのことって」
「あ、その」
「超大物のお偉いさんに何されたの！！」
しまった笑
「大したことないよ…ええと…ちょっと触られたりとか」
「何っ！！！慧に触ったの！？オッサンが！！！」
怒ってる笑
「あぁもう！ありえねぇ！！！」
更にぎゅっと俺を抱き寄せて、肩におでこをぐりぐりくっつけてきた。
…それが妙に安心して、可愛いなって思っちゃって
「…こうた」
「…？」
顔を上げた瞬間、宏太の唇に吸い付いた。
「！？」
ふふ、驚いた顔をしてる。
もっとふにっと押しつけたら、宏太の口が開いたので舌を滑りこませると、ゆっくり絡ませてくる。
「んんぅ…んん」
ゆっくり深く深く口づけてくれるので、心が満たされていく…
「…仕事とは言えちょっと嫌だったけど…宏太のおかげでもう何でもなくなったよ」
「慧…」
「心配させてごめんね」
「…大変だったのは慧だろ…？謝らないでよ」
宏太の頬を撫でる。
「カレー…食べてないんでしょ？」
「そうだった。お腹空いてたのも忘れてた笑」
「食べよ、今から」
「慧も…？」
「接待って、ほとんど食べれないんだよ笑」
「じゃあ食べよ…ホント今日はお疲れさま」
またきゅっと抱きしめてくれた。宏太の体温にほっとする。
「…俺から…離れないでね…慧」
そんなの
「離れるわけ…ないだろ…？」
ふふ、と微笑み合って
今度は宏太からキスしてくれた。
fin.
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 承りました♪ 必ず書くのでお待ちください(^ε^) (2020年2月1日 0時) (
レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» えっ、リクエストしてもいいんですか？しちゃいますっ(///ω///)♪社会人な二人のお話をぜひっ(>▽<) (2020年1月31日 20時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございます(≧∇≦) 夏夢さん、それはリクエストですかっ！？私もこのお話の二人は大好きだし、そもそもスーツ萌えなのでw リクエストしてくださるのならどこかで社会人編書きますよ〜♪♪ww (2020年1月31日 13時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 完結おめでとうございます(涙)帝王が年下の、新鮮なお話が更新ごととても楽しみでした(///ω///)♪新しいお話も勿論楽しみにしていますが、黄緑くんも社会人になったこの二人のお話もまた、読んでみたいなと思いました。お疲れさまでした！(*^^*) (2020年1月31日 12時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ゆずさん» ゆず様、初めまして(^^) ファンだなんて、とても嬉しいですー！！ 次のお話でもこっそり(←笑)お立ち寄りください♪ (2020年1月31日 11時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2019年9月29日 23時
