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冷えた身体を温めようとお風呂に入り、ツインルームのベッドが少し広めだったので一つのベッドに一緒に入る。
慧を引き寄せて、ぴったりくっつく。
「宏太、あったかい」
慧が俺の首もとに顔を寄せる。ふいにキスしたくなって、顎をそっと上げたら、ゆっくり目を閉じた。
柔らかい唇が重なりあう。
「…ん…ぅ…」
そっと離したら
「…もっと…」
少し頬を染めておねだりしてくるから、もう一度ぷるぷるしてる唇に吸いつく。今度は、舌も絡ませ合うと、慧が更に身体をくっつけてくる。
「ふぅ…んっ…」
「ん…けいっ…」
唇を離すと、この先を期待した表情。
ゆっくり、慧に覆いかぶさって、スウェットの中に手を忍ばせた。
.
.
2日目も晴天!
まずはロープウェイに乗って山頂を目指す。
ふと慧を見ると、ちょっと曇った顔。
高いところが苦手だから、ロープウェイ怖いのかな…
「…大丈夫?やめとく…?」
「だ、大丈夫!下見なきゃ平気!遠くの景色見てるから」
けっこう満員だったので、見えないように手を握ったら、ぎゅっと握り返してきた。
慧には申し訳ないけど、絶景でした…笑
山頂を散策して、ハイキングコースへ。
景色を楽しみながら、急がずのんびり歩く。
「気持ちいいね〜!」
慧もすっかり元気になった。
まだ紅葉も綺麗だけど、落ちてる葉っぱもたくさんあって、絨毯みたいになってるところもあり、さくさくと音をたてながら歩くのがホント気持ちいい。
写真もたくさん撮った。
慧ってどんな表情も写真映えするんだよな〜。また可愛い写真がいっぱい増えて嬉しい!
ハイキングを終えてホテルに戻り、帰路につく。
「自然を満喫した旅だったなぁ…楽しかった!」
助手席で慧が満足そうに言った。
「うん。こういう旅行もいいよね!」
「星空…また見たいな。宏太の解説付きで」
「喜んでさせていただきます♪」
慧も天体観測気に入ってくれて嬉しい。
「また来ようね」
「うん、また来よう」
どんなに寒くても、俺が君を温めるから
今度は冬の星空も一緒に見よう。
fin.
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 承りました♪ 必ず書くのでお待ちください(^ε^) (2020年2月1日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» えっ、リクエストしてもいいんですか?しちゃいますっ(///ω///)♪社会人な二人のお話をぜひっ(>▽<) (2020年1月31日 20時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございます(≧∇≦) 夏夢さん、それはリクエストですかっ!?私もこのお話の二人は大好きだし、そもそもスーツ萌えなのでw リクエストしてくださるのならどこかで社会人編書きますよ〜♪♪ww (2020年1月31日 13時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 完結おめでとうございます(涙)帝王が年下の、新鮮なお話が更新ごととても楽しみでした(///ω///)♪新しいお話も勿論楽しみにしていますが、黄緑くんも社会人になったこの二人のお話もまた、読んでみたいなと思いました。お疲れさまでした!(*^^*) (2020年1月31日 12時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ゆずさん» ゆず様、初めまして(^^) ファンだなんて、とても嬉しいですー!! 次のお話でもこっそり(←笑)お立ち寄りください♪ (2020年1月31日 11時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2019年9月29日 23時