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「海に囲まれた国なので、常に異国の船が出入りする関係で人種も様々です。一番多いのは私の様な明るい茶色の髪ですね」
「そっか…ね、やぶ」
「はい？」
と、その時、遠くからおれを呼ぶ声。
「慧さまーー！！」
パタパタと元気よく走ってくるのは
「大ちゃん！」
おれより少し小柄で、同い年の大ちゃん。
いつも街に来たときに会ってるんだ。
「そろそろいらっしゃる頃かと思ってたら、姿が見えたので…えっと…？」
後ろに立つやぶが目に入ったみたい。
「大ちゃん、新しい侍従の…やぶ」
「初めまして。慧殿下の侍従、薮宏太と申します」
「有岡大貴、です。…�睫擇気鵑�ら代わったんですか…？」
「えと、�睫擇狼泙吠未稜ぬ海暴△�事になって…今王宮には居ないんだ」
「えっ…」
大ちゃんは�睫擇斑舂匹�してたんだよね…
「�睫擇気鵝△い弔�戻って来ますよね」
「うん、戻ってくるよ」
そう言うと微笑んでくれた。
「薮さん、よろしくです」
「こちらこそ。以後宜しくお願いいたします」
「�睫擇気鵑醗磴辰討瓩舛稈�寧！」
「そうなんだよ。めちゃマジメなの」
ふふっと笑い合って、3人で再び歩き出す。
「薮さん、その髪の色は…他の国から来たんですか？」
「はい、私は海の王国の出身です」
「母上に引き抜かれたんだって」
「へぇー！そういうのあるんですか！じゃエリートなんだぁ〜」
「殿下の侍従を務めるのに相応しいスキルは完璧に備えていると自負しております」
「すごーい！自信満々だなぁ」
『私は幼少の頃から殿下の侍従となるためだけにこれまで学んできたのです。私以外に務まるものなどおりません』
ふと、思い出した。
おれは捨て子で、やぶは海の王国にずっといて
まるで母上がやぶを引き抜き、おれの侍従に就かせる事があらかじめ決まってたかのような─
「慧さま？」
不意に呼ばれて、我に帰る。
「あ、ごめん」
「光くんのお店行きますよね？新メニュー出来たって言ってました」
「ホント？行きたい！」
母上がすべてを話してくれていないのなら、その時を待つしかないんだろう。
続く (更新停止中)
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» うふふ😙街の人にも人気の紫さんです💜侍従の仕事に徹するあまり真面目すぎ＆頑固すぎな黄緑さん🤣殿下のほうが常識あったりして🤣今後もちょこちょこ謎は出てきますよ〜✨ (8月7日 18時) (
レス) @page12 id: f14529ed1c (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - おやおや？またちょっと謎が🤭さりげなく人気の紫さんが良きですね💜頑固な黄緑さんに笑っちゃいました🤣青くんお疲れさまっ🤭🤭🤭 (8月7日 12時) (レス) @page12 id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» わたしも黄緑さんの淹れたお茶飲みたいな〜💕1日頑張れちゃいますっ🤣(単純w) そうなんです、まだコドモな青殿下がここからどう変わっていくかご注目ください🤣 (7月4日 16時) (レス) id: f14529ed1c (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - いーないーな💕黄緑さんに朝のお茶淹れてほしー🤭まだ何も始まってないもんね、『好き』も無邪気で罪ね青さん🤭うふふ💕私も主従関係万歳ですー😆 (7月4日 8時) (レス) @page7 id: 5f3d433f1b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 狼少女さん» こんにちは😊コメントありがとうございます💕他のお話も読んでくださったとは嬉しいです✨ビシッと礼服に身を包んだ黄緑さん、わたしもにやにやしながら書いてますよwこの先の展開もお楽しみに✨ (6月24日 20時) (レス) id: f14529ed1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2023年6月21日 12時
