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浜崎みゅうside
目が覚めたとき、玄樹と優太がいた。
1人じゃなかった。怖い人たちじゃなかった。
それなのに。
なんで…っ。近づかれるのがどうしようもなく怖い。
思わずこないでなんて言ってしまった。
玄樹の顔も見れなかった。傷つけた。
あ「なんっ…でっ…。」
ガラッ
ビクッ
橘(妻)「みゅうちゃん、体調はどう…？」
あ「先生…っ。私、私っ…！！」
橘(妻)「みゅうちゃんっ、落ち着いて？大丈夫だから。深呼吸しよう？スーーハーー、」
あ「スーーハーーっ…」
橘(妻)「そうそう。今日は疲れちゃったでしょ？横になってていいのよ？」
あ「目閉じるのも…。怖くて…。」
そう。私は今目を閉じることさえも恐怖に感じていた。
わかってる。ここは病院で、あいつらは捕まっててここに来るわけはないって。
だけどどうしようもない恐怖に襲われてしまうんだ。
橘(妻)「そっか…。辛いね？しんどいね？無理、しなくていいよ？」
あ「…っ。せん…せ。私、みんなにっひどいこ…とっしてっ…。」
目を開けたとき心配してくれてるってわかったのに。
こんなになる前に言えばよかったんだ。
みんなが気づきそうになってるのを見て見ぬふりした。
気づかないでって思ってた。
だけどこんな風に気づかれて、その上にこないでなんて言って、自分のことが嫌いで憎い。
橘(妻)「みゅうちゃんは何も悪くない。みんなもわかってると思うよ？みゅうちゃんが病院に運ばれたって伝えたときね、みんなみゅうちゃんのこと探しに出てたんだって。遅いなって心配したんだって。みんなみゅうちゃんの顔見て安心してたよ？」
あ「ずっと…っ、言いたかった…っ。だけ…どいえな…っくって…。」
何度も何度も言おうって思ったんだ。だけどみんなを見るとあの男の人たちを思い出して言えなかった。
橘(妻)「大丈夫、大丈夫。今は話すのもできないよね？話したいのに話せないね。だけど大丈夫だから、みんな話せるまで待ってくれる。あんなに優しい人たちでしょ？それは私よりみゅうちゃんの方が知ってるでしょ？」
ここ最近私は学校で言われてることを信じてた。
嫌われてるって思ってた。
でも違うの…？
みんなを信じていいの…？
信じたい。信じたいけどわからない…。
橘(妻)「急に戸惑うね。ごめんね？ほら、休もう。」
促されるまま私はまた眠りについた。
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しおり(プロフ) - ちなみにトントントンってなんの音ですか？理解力なくて申し訳ない…… (2019年12月10日 2時) (
レス) id: 7d127862f5 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 長編すきです！！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年5月13日 23時) (レス) id: a412d37542 (このIDを非表示/違反報告)
おおた(プロフ) - わたしも長編好きです笑。更新大変だと思いますが、楽しみにしてます!! (2019年5月13日 17時) (レス) id: 788c2da8be (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぴ(プロフ) - 毎日楽しみにしてます！ (2019年5月13日 6時) (レス) id: 5eaf1cb74a (このIDを非表示/違反報告)
紫耀担ティアラ - 毎日が楽しみ過ぎです!頑張って下さい! (2019年5月13日 1時) (レス) id: 82b36fd805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅう☆げん | 作成日時：2019年4月24日 1時
