59 ページ20
浜崎みゅうside
急に廉に体調悪いのかって聞かれて思わずドキッとした。
もしかして橘さんからきいたんじゃないかとか、保健室に行ってることがバレたんじゃないかとかもう色々焦って、なんでって聞いたらそうじゃなかったみたい。
あ「私勉強あるし、部屋戻るね？ご飯の片付けだけお願いしていい？」
玄「もちろん！勉強頑張ってね？」
あ「ん、ありがとう。」
トントントン
ガチャ
バタン
あ「はぁ…。」
部屋に戻ったのはみんなと一緒にいるのが辛いからだった。
ここ最近わかってはいてもあの時の人たちが頭をよぎってみんなにかぶって見えて、恐怖感を抱いてしまっている。
だからきっと一緒にいたらみんなに嫌われるようなことをしてしまうような気がして。
あ「勉強はしなきゃだよな…。」
あれから教室に朝は行くものの昼にはどうしても空気感に耐えられなくて保健室しつに行っている。
だから少しだけど勉強も遅れてしまうことがあるから、家での勉強はかかせない。
あ「数学やろっかな。」
今日授業を受けられなかった数学からやることにした。
プルルルルップルルルルッ
でもいざ勉強を始めようとすると着信があった。
あ「…。非通知？」
それは非通知からの電話だった。
あ「もしもし…。」
「あ、もしもし〜？みゅうって言うんだよね？ねぇ、今から俺らとイイコトしようよ？誰でもいいんでしょ？」
あ「…っ。」
プチっ
電話から聞こえたのは全く知らない男の人の声。
あ「やだっ…。なんっ…で…。」
あ「…。あっ。あれだ。」
教室に行った時に黒板に書いてあった落書き。その中に私の電話番号があった。
プルルルルップルルルルッ
あ「…っ。もう、やめてっ…。」
私は部屋に鳴り響く音をどうすることもできずに鳴り止むとすぐに電源をきった。
あ「どうしよ…。もう、やだよ…。」
勉強をするのも忘れて私はすぐにベッドに入って毛布に隠れるようにくるまって怯えながら気づけば眠っていた。
ぴぴっぴぴっ
あ「ん…。私。」
朝の目覚ましがなって気づくと外はもう明るくなっていた。
あ「寝ちゃったんだ。」
ふと携帯の電源を入れると。
あ「ひっ！！！」
そこには非通知設定からの電話やショートメールが何件も来ていた。
あ「やめてっっ。」
私は驚いた衝撃で携帯を投げてしまった。
ガチャンッ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 583人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおり(プロフ) - ちなみにトントントンってなんの音ですか？理解力なくて申し訳ない…… (2019年12月10日 2時) (
レス) id: 7d127862f5 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 長編すきです！！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年5月13日 23時) (レス) id: a412d37542 (このIDを非表示/違反報告)
おおた(プロフ) - わたしも長編好きです笑。更新大変だと思いますが、楽しみにしてます!! (2019年5月13日 17時) (レス) id: 788c2da8be (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぴ(プロフ) - 毎日楽しみにしてます！ (2019年5月13日 6時) (レス) id: 5eaf1cb74a (このIDを非表示/違反報告)
紫耀担ティアラ - 毎日が楽しみ過ぎです!頑張って下さい! (2019年5月13日 1時) (レス) id: 82b36fd805 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゅう☆げん | 作成日時：2019年4月24日 1時
