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あの時の真実 ページ27

お店でアクセサリーを見ていたら、いきなり誰かに名前を呼ばれた

?「アレ!?A?」

え?

誰?

私は振り返った

あ「!?もしかして花音?」

花「そーだよ!久しぶり」

あ「久しぶり」

「「……」」

私と花音の間に沈黙が広がる

まぁ気まずいよね

花音は鉄朗の浮気相手だった子

それを知る前までは親友だった

でも、そのことが発覚して私たちの間には壁ができてしまった

まぁ、鉄朗が卒業する前に別れたみたいだけど

花「あ、あのさ!ちょっと話したいことあるんだ!あの時のことで…」

話?

あ「…いいよ…でも、連れがいるからちょっと聞いてみるね」

花「うん…ありがと」

私は京治を探しに店の外に出ようとした

そしたら出るまでもなく近くに京治がいた

もしかして聞いてた?

あ「京治!モブ田君どうだった?」

赤「もうしないってよ。あの女の子はいいの?」

あ「そのことなんだけどちょっと話してきていいかな?」

赤「いいよ。行ってきな」

あ「ありがと!じゃあちょっと場所変えると思うからどっかそこらへんにいてね」

赤「了解」

私は花音のとこに戻って、少し話してから近くのベンチに座って話すことにした

あ「それで話って?」

花「あのね…まずはあの時はごめんなさい!」

花音がすごい勢いで頭を下げる

あ「え?ちょっと顔あげて!?」

花音は頭をあげたと思ったらまたすごい勢いで話し出した

花「私ね、Aが黒尾先輩と付き合ってるって知らなかったの…それで私は気持ちを抑えられなくて先輩に告白した…そしたらオッケーしてくれて…付き合ったの…でも、それからちょっと経ってAと黒尾先輩が付き合ってるって知って…私は先輩と別れた…私のせいでAを傷つけてごめんなさい!」

花音は話し終わるとまた頭を下げた

あ「そっか…そーだったんだ」

私は鉄朗と付き合ってることを誰にも話してなかった

カンのいい人なら気づいてたみたいだけど…

花音が知らなくてもしょうがない

花音のそんな事情も知らずに私は花音を避けてた…

私の方が絶対に悪い

謝らなきゃだ

あ「私の方こそごめんなさい…花音にも誰にも付き合ってたこと言わなかった…花音が知らなくてもしょうがないのに…私…そんな事情も知らずに自分だけ傷ついたって思い込んで花音を避けてた…私の方が悪いよ…ごめんなさい」

花「A…」

次行きます

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ナツ(プロフ) - ごめんなさい!つい夜久君を出したくてミスりました!修正しときます!皆さん暖かいコメントありがとうございます!更新頑張ります! (2017年9月11日 17時) (レス) id: fb296fbce6 (このIDを非表示/違反報告)
李 愛 。(プロフ) - コメント失礼します、私の好きな赤葦と黒尾コンビでとても嬉しいです!それと、音駒の副首相は海くんですよ!! (2017年9月10日 23時) (レス) id: 411afa8c8a (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - こんばんは。初めまして。いつも更新楽しみにしております。下の方と被るのですが、音駒の副主将は海くんですねwwおかん的存在で夜久さんがやっててもNO違和感ですけどねw この先の展開も楽しみにしてます!! (2017年9月10日 22時) (レス) id: 9231f7093e (このIDを非表示/違反報告)
江我研☆(プロフ) - コメント失礼します。音駒の副主将はやっくんではなく、海さんでは無いでしょうか。。。 この作品、面白くて大好きです!これからも頑張ってください(*´˘`*) (2017年9月10日 21時) (レス) id: 69c1c2fc02 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - とうきびさん» それな! (2017年9月9日 0時) (レス) id: fb296fbce6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツ | 作成日時:2017年8月22日 23時

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