誕生日 ページ14
中間side
黄「ただいま〜」
今日は俺の誕生日。
だから、大毅、待ってくれてるんちゃうかなって
期待してた。
でも、
電気付けたら、、、とかないねん
黄「そりゃそうやん、今日忙しそうやったやん」
仕方ないって自分に言い聞かせる。
でも、少しは寂しくて、
黄「大毅ん家で待っとこかな」
そろそろ同棲したい。
おんなじマンションやから、おんなじとこに住んでるのと一緒。
なんて、大毅に言われた。
俺は、全然違うんですけど。
まぁ、いいか、
もう、11時30分。
もう寝る準備でもしよ。
ｶﾞﾁｬｯ
赤「ハァッハァッ、間に合った？！11時30分！間に合った！！よかった〜！」
黄「え、？大毅？」
赤「淳太！座って！」
黄「え、なになに」
赤「誕生日、おめでとう」
黄「ありがとう、」
赤「はい、これ」
大毅から箱を渡された。
赤「開けてみて」
大毅が言うように開けてみると、
中身はネックレスやった。しかも、
黄「これ、俺が欲しかったやつ、」
赤「うん、淳太がほしそーに見てたから」
俺は大毅をおもいっきし抱き締めた。
黄「ありがとう、ありがとう、」
赤「いつものお礼も込めたで」
こんなん、高くて軽く買うもんちゃうのに。
しかも、汗だくで、急いで来てくれたんかなって
嬉しくなって。
こいつ、やるやん？
黄「大毅、愛してんで」
赤「うん、俺も、、あ、なんか終わりの雰囲気出してるけど終わりちゃうで？」
黄「え？どういうこと？」
大毅は少しはなれて、俺を見つめながら言った。
赤「俺、引っ越す」
黄「え、」
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作者名：ちょこみんと | 作成日時：2021年6月30日 14時
