喧嘩 ページ13
中間side
赤「マジなんなん、もういいわ」
ﾊﾞﾝｯ
俺、やってしまいました。
朝、今日は一緒にご飯食べるという約束をし、
昼、照史にご飯に誘われ、
完全に約束を忘れていた俺は、
食べに行ってしまい、この状況。
黄「何回も謝ってんねんけどなぁ」
どっか行っちゃった。
さすがに探しにいかなあかんよな。
ｶﾞﾁｬｯ
黄「重岡！、、、おらん」
黄「あれ？いつもここの公園やねんけどなぁ」
黄「白いTシャツにデニムのズボンはいた人見かけました？」
黄「重岡、、大毅！」
黄「大毅！」
全っ然、おらんやん！
隠れんの得意なんかって。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ―現在、電話に出ることが、
神山！
神山に電話しよ
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
緑「もしもし〜？」
おぉ、おかん並みに声高なるやん。
黄「そっちに大毅おる？」
緑「大毅って言ってるんですねぇー」
あ、ほんまや！
ずっとそれで呼んでたから！
癖なってもうた。
そんなんどうでもいいねん。
黄「大毅知らん？」
緑「しげならここにいますけど−言ったあかんやんか！」
黄「大毅？大毅や！そこどこ？今から行く！神山ん家か？」
黄「どこか教えてくれへん？」
赤「はぁ、もう、そっち帰るから」
黄「マジで？やっとやぁぁぁあ」
数分たつと大毅が帰ってきた。
思わず抱き締める。
黄「ほんまごめん、俺が悪かった」
赤「俺もごめん、」
黄「え、？」
赤「心配、かけたから、、」
黄「ううん、そんなんええよ俺のせいやから、ごめんな」
そしたら大毅が顔をあげた。
黄「大毅、ごめ、ンッ、、、」
赤「謝らんでいいって」
大毅がキスした。
前、俺がしたやつやん。
黄「ごめん」
赤「ほら言った」
黄「あ、ごめ、いや、なんもない」
大毅って、かっこいいときも可愛いときもある。
これがギャップ萌えってやつか。
赤「あははははっ！！！笑笑」
黄「おもろかった？」
赤「淳太、やっぱり可愛いなぁって」
黄「大毅はかっこよかった」
赤「あとさ、その、大毅って言うのその、恥ずかしいっていうかなんというか、」
黄「嫌なん？」
赤「いや、嬉しい」
黄「うん、ならこれから大毅って言う」
赤「会社ではやめてな！」
黄「え〜、分かった」
会社のみんなには内緒がいいらしい。
でも、少しはカップルらしくなったかな
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作者名：ちょこみんと | 作成日時：2021年6月30日 14時
