五十四話 ページ6
貴「ただいま戻りました。
紅魔？居ますか？」
………。居ませんね…
いつもでしたらすぐに抱きつかれるのですが…
やはり、神様とはいえど いつも一緒に居る事なんて無理なんでしょうか…？
まぁ、少し寂しい気もしますが、いいです。
数日経てば戻って来るでしょう。
にしても、今日は色々と関わってしまいました…。
ですが、原作が壊れるよりマシですよね。
はぁ…本当に疲れました……。
今日は早く寝る事にしましょうか…。
"？？side"
あるところで、悪魔と青年が話している。
紅魔「ね、いいでしょ？」
青年「……」
紅魔「僕の…幼馴染みのお願い、聞いてよ！」
青年「………」
話して…？
訂正しまーす。
どちらかというと、悪魔が青年に何かを頼み込んでいる…だね。
青年「了解した…」
不意に、今まで黙っていた青年が話した。
どうやら、悪魔の頼みを聞き入れたみたい。
紅魔「本当！？
やったー！！これでAちゃんとずっと一緒に居れる…
ふふふ… 誰にも僕の邪魔はさせない…！
それじゃ、あとは宜しくね！
死神！！」
死神「ああ……」
悪魔は、死神の返事も聞かず飛び去っていく。
この事が近いうちに何かを変えるきっかけとなる。
そう、もう歯車は動き出していて、止める事など出来はしないのだ…。
なんてね。
ふふ、以上 天使ちゃんからでした。
皆は悪魔ちゃんみたいに死神くんを頼っちゃダメだからね？
全く、悪魔ちゃんってばいつも悪戯が度を超えてるのよねぇ…
死神「何、してる…？」
天使「わぁ…！
死神くん、居たんだ…気付かなかったよ！」
死神「………」
あれ、ショック受けたかな…？
天使「ま、いいや！
死神くん、悪魔ちゃんと何するのか知らないけど、私の仕事増やさないでね！」
死神「…聞いてたのか…… 善処する」
ふふふ…死神くんの善処するは全く当てにならないんだけど…
面白そうだし、このままでもいっか！
それに、いざとなればこの天使ちゃんが助けてあげるからね！！
だから、死なないでよ…？
今の世界を見捨てないでね…
Aお姉ちゃん……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：臨兎 | 作成日時：2015年9月1日 1時
