五十一話 ページ3
"神峰side"
神峰「神峰 翔太
指揮やりたくて ……入りました」
歓迎ムードじゃ全然ねェな
そりゃそうか…
�狃�に 素人が楽器じゃなくて指揮やりに入ってきた�瓩鵑世�ら
〔ガチャン〕
〔ガラガラガラ〕
〔バタン〕
これ全部…
味方にしなきゃいけねェのか…‼︎
？「聞いたよぉ 【未成年の主張】！
刻坂くんの言う事は難しいね＿＿＿_」
？「まさか【コンクール】の指揮やらせるわけないですよね 先生？」
谺「彼は指揮者志望の普通の部員だよ
一度全パート回って やりたい楽器を決めてもらう
パートリーダーとの関わり方で素質を見たいだけ」
刻坂「((ヒソ… 神峰
お前は普通の部員じゃないぞ」
ヒソヒソ
刻坂「次のコンクールでこの人たちを率いて」
神峰「‼︎!」
刻坂「指揮をする男だ‼︎」
"noside"
谺「…で …最初はどこ行く？」
神峰「え…あ」
谺に言われ 神峰はざっと部屋を見渡す。
目に飛び込んだのはパーカッション。
神峰「…そうスね… よくわかんねェな…
うーん でも… 素人目に言えば
アレ…かな
何つーか その…
申し訳ねェスけど
言い方 悪りぃスけど
音出すだけなら…吹くやつよりは簡単…つか
オレなんかでもできそう…とか」
奏馬「…Σ(・□・；)」
神峰がそう言うと奏馬は驚いたような表情をする。
神峰「思
？「あ？」
すみません」
神峰が言い終わる前に、パーカッションのパートリーダーである、打樋透が遮った。
奏馬が驚いた顔をしたのはこの事を予知したからだろうか？
打樋「オオ！？
テメェ今 何つった コラ
テキトーにやってもすぐできるっつたか？オ？
打楽器なくても世界は回るっつたか？オ？」
神峰「言ってねェス 言ってねェス」
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作者名：臨兎 | 作成日時：2015年9月1日 1時
