五十話 ページ2
谺(ウソでしょ
他ならぬ あの刻坂にここまで言わせる子なの…！？
………)
奏馬「先生も刻坂君も怖い顔せずに…
折角の入部希望者なんだし
今は普通に入部して楽器1つ始めれはいいんじゃないかな？」
谺「…そうね
一演奏者としての入部を許可する。
…そんで
指揮者としてやれるかどうか
テストしてあげる」
神峰・刻坂・奏馬「！！」
神峰「あ…ありがとうございます」
奏馬「いいんですか 先生！？」
谺「奏馬… この後のミーティング
2人も連れてくから」
奏馬「‼︎
そ…それは ちょっと急過ぎじゃ…？」
神峰「？」
谺「どの道 指揮者やるなら避けては通れないよ」
奏馬「いや でも…」
谺(…わかってるっつの こんなの普通 無視よ 無視
あたし… ヤケ起こしてんのかな…
でも… 刻坂の音が明らかに違う
見極める必要はあるかもしれない…)
谺「___いい？
これから神峰を【指揮者志望】として
彼らに 紹介する
指揮者は演奏者全員の心を１つにする
顧問１人で、決められることじゃない
テストの条件はただ１つ！」
カラカラカラカラカラカラ
谺「各楽器のパートリーダー
全員に認められなさい‼︎!」
〔シャアアアア〕
〔コォォォオオ〕
〔ジャラララ〕
〔ゴウンゴウン〕
神峰「‼︎!」
〔ドドド〕
〔ウィィィィ〕
〔ズズズズズ〕
〔ゴゴゴゴゴ〕
〔キィィン〕
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作者名：臨兎 | 作成日時：2015年9月1日 1時
