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田舎の中学生がやって来た！【裏】 ページ9
「表情の硬さがとれたね…(クスッ」
私は沢村と御幸の怪物倒しを楽しんでいた。
スピードとコントロールはこの子、沢村の今後の課題として…。
(何が…ストレート一本よ。打者から見たらグニャグニャと動く球か…変化していてまるで天然生の変化球だね！)
礼「Aさんも気がついたね、これが彼本来の持ち味…7色に変化するナチュラルムービングボール」
「癖玉ですね〜♪♪礼ちゃん！」
沢村の顔を見るとキラキラとした瞳でやっていた。
まるで何かを見つけた子供みたいだ。
御幸はど真ん中を構えた。沢村は投げた。
ミットの素晴らしい音が脳裏内に残った。
御幸「ナイスボール！(ニッ」
これは沢村にとっての新たな始まりにすぎなかった。
東京駅
「沢村、いつでもチャレンジしたいなら…私の携帯に連絡してね…」
沢村「…はい… …」
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作者名：江戸川らん | 作成日時：2018年3月24日 16時
