12人の妹〜孤独〜

学校のこと ページ46

Aside






家に帰ると渉兄さんと宏光兄さんが


夕飯を作っていた







渉「Aご飯もう出来るから


運ぶの手伝って」






リビングに入った私はソファーに


荷物を置き皿を運んでいると兄さん達が


２階から降りてきた







太輔「あっ、A帰ってたんだ」





　「うん」







いつの間にかぎこちない会話が


普通になってきていた








優斗「そういえばA、テスト


あったよね学年で何位だったの？」





一人で黙々と食べていると


優斗兄さんがそんなことを聞いてきた






　「…一位だけど」







中学受験を受けたのをきっかけに


勉強するようになった私はずっと部活と


両立しながら勉強をしていた







別に将来の夢があるわけじゃない





でも大学には行きたいと思ってる






涼「すご」




紫耀「俺一桁なんてとったこと無いよ」




海人「紫耀が一桁なんてとったら雪が降るよ」





廉「確かにな」





紫耀「二人して酷い！」






蒼弥「部活と両立しながらでしょ？凄いな」





　「部活ならやめたよ」








兄さん達のご飯を食べていた手がとまり


視線が私に集まったのが分かった

理由→←あるアイドル

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