いつか君にーこれからは君と共にー

これから ページ32

煉獄side


Aが待つ部屋に入ればAこちらを向いた。



肌はいつもより白く透き通り、口紅はあの日見たサクラのような美しい色



手を差し出せばAは何も言わずに俺の手を取った。



柱の皆や御館様、そして父上と千寿郎が並んで座る前をAと共に歩いた。


1歩、1歩………………………




だが、その1歩がこれからの俺たちへの道へと続く。



席につき、Aと共に座れば、皆から次々と祝いの言葉が飛び交った。



｢煉獄！めでてぇな！！こんなにいい嫁もらいやがって！｣

｢煉獄、Aおめっとさん｣

｢2人の幸せを願う…………南無｣

｢めでたいな(2人の幸せを願う限りだ)｣

｢Aちゃんおめでとう！！幸せにね！！｣

｢杏寿郎、Aおめでとう｣

｢おふたりともおめでとうございます！｣


以下略させてもらいます笑


━━━━━━━━━━━━━━━


『杏寿郎さん、本当にありがとう』


｢ん？｣

『私、もう幸せになんてなれないって思ってた。
貴方と共に過ごしたこれまでと、そして貴方と過ごすこれから。
私と一緒に幸せになりたいと今は思ってます。
これからよろしくお願いしますね？』


｢あぁ！これから君をずっと幸せにすると誓おう！！
大好きだ！A！！｣



本当に可愛らしい。
そしてようやく手に入れたAとの幸せ。


まだ鬼舞辻無惨は倒せていないし、これからその戦いが始まるだろう。
それでも、俺はAを守り抜くと誓う。



そしてこれからは君と共に



これから残りの人生を共に歩む

おしまい→←似合ってない？?

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す