待って ページ10
Aside
8日ぶりに戻った御屋敷
そこからはいい匂いがする
千寿郎さんがご飯を作っている時間だからだろうか?
お腹も空いた
お風呂にも入りたい
でも、1番は………
師範からの「Aよく頑張ったな!」
その一言が今は1番欲しい
戸を開くと師範が迎えてくれて
「頑張ったな!」ではなかったけれど
褒めて貰えたことが嬉しかった
お風呂に入ったら
なんだか眠くなってきた
目を開くと目の前はお風呂ではなく
師範の部屋のようだった
ん?師範の部屋?
なぜ?私はお風呂に入っていたはず……………
こんがらがる頭
とりあえず起きようとするけど、体に力が入らず起き上がることが出来ない
諦めて横をむくと、師範は縁側に座っていた
『師範………』
私の声に肩を跳ねさせる師範
「A!よ、よかった!目がさめたのか!
えっと、あのなぁ……」
『師範、私お風呂からどうやってここに………?
いや、それよりも師範のお布団に寝てしまい申し訳ありません……………』
「そんなこと気にしなくていいんだ!
疲れが溜まっていたのだろう!
俺は出ているからゆっくり休むといい!」
そう言いながらも顔がいつもより赤い師範
風邪でも引かせてしまったかもしれない
もしかしたら、私を気遣って布団を譲ってくれているのかも……
私はいつの間にか出ていこうとする
師範の着物の裾を握り
『師範………待ってください……………』
小さな声でそう呟いていた
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Miyuki(プロフ) - ユリさん» 私もです…… (2020年10月18日 17時) (レス) id: 07ac9a1952 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 映画観たあと、胸がいっぱいになってあんまり食事が出来なかったです (2020年10月18日 13時) (レス) id: ba2a71100d (このIDを非表示/違反報告)
Miyuki(プロフ) - ツナミカワさん» ですよね! (2020年10月17日 17時) (レス) id: 07ac9a1952 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuki(プロフ) - ユリさん» ですよね!煉獄さんが…………(;A;)生きていて欲しかったです……… (2020年10月17日 17時) (レス) id: 07ac9a1952 (このIDを非表示/違反報告)
ツナミカワ(プロフ) - わかります (2020年10月17日 17時) (レス) id: f27e09d3f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Miyuki | 作成日時:2020年9月15日 20時