いつか君に ー己を失った君ー

馬鹿2人が ページ32

不死川(風柱)side


｢炎柱煉獄杏寿郎、継子A
上弦ノ参トノ戦イノ末死亡！｣


俺の耳に入ってきたのはそんな知らせ
煉獄が死んだァ？


｢信じられねェ……｣



気付かぬうちに俺の口からはそうこぼれていた



あいつは強かった
俺より1つ年下のくせに妙に大人びた雰囲気をまとって
いつも人一倍うるさくて、どこ見てるかわかんねぇし

けど、一緒にいて嫌な奴じゃぁなかった




それにAが死んだだァ？


おいおい、煉獄
お前約束が違ぇじゃねえか


｢俺は命にかけてもAを守る！｣

とか抜かしていたじゃねぇか
嘘つくんじゃねぇよ……


それにAよォ………
俺はおめぇの作るお萩結構気に入ってたんだぜ？


あんこと米が絶妙なバランスで
お前のたてた茶はうめぇし、今度また来るって言ってたじゃねぇか


もうお前帰ってこねぇのかよ…………





あの馬鹿2人
来世は幸せになれよなぁ…………



そう願い俺は少し手を合わせた



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不死川さん、めちゃくちゃ変になりました
推しの皆様ごめんなさい(＞＜)

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