東方の少女は暗殺者２章 (ページ43)

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★４９時間目ページ43

殺せんせー「見ての通り彼等は只の生徒ではないあなたの元には１５人の特殊部隊がいるんですよ」

殺せんせー「さぁ時間は無いですよ？」

その言葉に烏間は何かを決心する

烏間「注目！！」

烏間「目標山頂ホテル最上階！！」

烏間「隠密潜入から奇襲への連続ミッション！！」

烏間「ハンドサインや連携については訓練のものをそのまま使う！！」

烏間「いつもと違うのは標的(ターゲット)のみ！！」

烏間「３分でマップを叩き込め！！」

烏間「19時50分(ヒトキューゴーマル)作戦開始！！」

皆「おう！！」

烏間の指揮にみんなは大きく返事をする

みんなはどんどん崖を登っていく

恋川「岡野さぁんすごぉーい♥」

恋川「身軽でいいなぁ♥」

磯貝「…あーこういう事やらせたらクラス一だ」

A「それに比べてあっちの先生等は」

木村「動けるのが３人中１人とは……」

殺せんせー「しかし皆さん見事なバランス感覚ですねぇ」

烏間「崖登り(クライミング)なら学校の裏山でもさせている」

烏間「どんな場所でも暗殺を可能にするためには…」

烏間「基礎となる筋力とバランスが不可欠だからな」

イリーナ「いいから早く登んなさいよ！！」

イリーナ「掴まる手が疲れてきたわ！！」

龍之介「…つうかビッチ先生何でついて来たんだ？」

メグ「留守番とか除け者みたいで嫌なんだって」

寺坂「フン足手まといにならなきゃいいけどな」

そして崖を登りきり

律「この扉の電子ロックは私の命令で開けられます」

律「また監視カメラも私達を映さないよう細工できむす」

律「ですがホテルの管理システムは多系統に分かれており
全ての設備を私ひとりで掌握するのは不可能です」

烏間「…さすがに厳重だな律侵入ルートの最終確認だ」

律「はい内部マップを表示します」

みんなのスマホに表示した内部マップで侵入ルートを説明する

律「私達はエレベータを使用できません
フロントが渡す各階ごとの専用ＩＣキーが必要ですから」

律「従って階段を登るしかないのですが……
その階段もバラバラに配置させており…最上階までは長い距離を歩かなくてはなりません」

カエデ「？」

龍之介「テレビ局みたいな構造だな」

龍之介「テロリストに占拠されにくいよう複雑な設計になってるらしい」

菅谷「こりゃあ悪い宿泊客が愛用するわけだ」

恋川「凄ぉい千葉くぅん♥」

烏間「行くぞ時間が無い状況に応じて指示を出すから見逃すな」