一夜 ページ14
言峰「つまり、だ。仮にクリスの魔力の全体割合を１５０％としよう」
言峰「その分、全サーヴァント。いや、今回の聖杯戦争に参加した１０騎のサーヴァントで話そう」
オルタ「５０〜１００％か…」
言峰「彼女の体内に残る魔力は、５０％程度になる」
ギルガメッシュ「と、すれば別にサーヴァントと契約しても何も支障は少なからず無い」
オルタ「魔力も下手に使わなければ、多少は魔力も足りる…。いや、普通の生活の中でも多少は蓄えられるから…あまり気にしない…」
言峰は頷くが、「しかし…」と話を続ける
オルタ「まだ、あるのかよ」
言峰「彼女にその分の魔力は帰ってきていない」
言峰「詳しく言えば、貸した分に加え“何者”かに取られている」
ギルガメッシュ「なに？」
オルタ「どういうことだ？」
二人とも低い声で聞く
帰ってくるはずの魔力は１％も彼女に帰ってきていないということだから
言峰「言い方が極端過ぎたな。ランサーとキャスター、アサシンの分の魔力は既に帰ってきている。そこは安心しろ」
それを聞きギルガメッシュもオルタ少し安堵するが未だ不安は耐えない
クリスの帰ってくるはずの魔力に加え、何かに魔力を取られていたのだから
言峰「しかし、セイバーの魔力は帰ってきていない」
言峰「そして、今残るは、アインツベルンのバーサーカー、ライダー、真アサシン、アーチャーそしてお前らだ」
言峰「通常なら３０〜６０％が貸し出されている」
ギルガメッシュ「けれど、それ以上に誰かに取られていると…」
言峰は、あぁと頷く
言峰「一度、検査をしなくては分からないが」
言峰「これだけは言える。もし仮にそのような事が起こっているのなら……雪音クリスの身は危ないと」
ギルガメッシュ「……」
オルタ「………」
言峰は笑みを浮かべ
言峰「だが、この事を本人が理解しているかだ」
ギルガメッシュ「何が言いたい、言峰…」
言峰「雪音クリスは、天涯孤独な少女。果たして、それを理解して言わないのか」
言峰「それとも、理解していないか」
言峰「仮に、理解していて言わないとすれば…「辞めろ」
言峰の話にギルガメッシュの低い声が横槍を入れる
オルタ「ギル……」
ギルガメッシュ「次来る時に、クリスを連れてくる」
言峰「……」
ギルガメッシュ「どうするかはその後だ」
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れもん(プロフ) - こういった作品はあまり見た事がなく、新鮮だったため作品削除と聞いてとても寂しい気持ちでいっぱいです。リアルの事情もあるかと思いますが、また更新や作品制作をしてくださるのを楽しみにしています！ (2021年9月11日 8時) (
レス) id: 913c68c9fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーりん★ | 作者ホームページ：http://ガリィドール☆のホムペ
作成日時：2020年3月23日 17時
