四色 ページ11
クリスは午前中からカジノに行き、午後は室内プールで一人で泳いでいた
仰向けになりぷかぷかと浮かぶ
クリス(アイツら何してんだろ)
クリスは響たちのことを考えていた
クリス(流石に今から合流しても、どうやって来たかで質問攻めに合うし…)
と色々考えるが結果成る可く会わないように注意しようと思った
クリスは水の中に潜りプールサイドへと泳いでいく
クリス「ぷふぁっ」←
長い髪を後ろにやり、プールサイドへと上がるとタオルを誰かに差し出された
クリス「ありがと、蘭陵王」
蘭陵王「いえ」
クリスは濡れた頭を拭きながらビーチベッドに座る
クリス「何か用事?」
蘭陵王「ギルガメッシュ殿が、クリス殿の様子を見てこいと…」
クリス「あー成程……」
蘭陵王「その、なんと言いますか私も…」
クリス「いや、言うな。わかってる。」
蘭陵王「……」
クリス「何、最近…サーヴァント達が経営してるカジノ以外のモブ野郎共が経営してるカジノの出禁が相次いでいて苛立ってるだけだ」
蘭陵王「………………」
蘭陵王「それは、勝ちすぎで?」
クリス「……」
蘭陵王「あの、先に確認をしておきたいのですが、千里眼でイカサマなどしてるわけではないのですよね?」
クリス「なぁ蘭陵王、イカサマありきでなら負ける事出来ると思ったんだ…けどよ、それが出来ないんだ」
クリス「千里眼使って未来みて、それらを拒絶して負け道を作ったはずなのに…なのに、なのに……」
その話を聞き蘭陵王はあることを思い出していた
蘭陵王(そういえば、前に項羽殿が…クリス殿は賭け事に関しての運はとても良いと言っていたような……)
蘭陵王(まさか、負けることを前提に挑んでも勝ってしまうのは…もう呪いの一種では?)
クリス「おい、蘭陵王…全部口に出てるぞ」
蘭陵王「……失礼。聞かなかったことに…」
クリス「はぁ…街に出る」
蘭陵王「また、カジノに?」
クリス「いや、カジノには行くのは確かだが立香達の様子でも見てこようと」
蘭陵王「確か次は第4カジノに向かうとか」
それを聞いた瞬間、クリスの顔色が変わる
クリス「……のか」
蘭陵王「えぇ…何か思い当たるところでも?」
クリス「彼処は、マーリンに最初に連れてかれて行ったことはあるが…」
クリス「正直、
蘭陵王「はい?」
クリス「辞めだ。違うカジノに行って遊ぶわ」
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れもん(プロフ) - こういった作品はあまり見た事がなく、新鮮だったため作品削除と聞いてとても寂しい気持ちでいっぱいです。リアルの事情もあるかと思いますが、また更新や作品制作をしてくださるのを楽しみにしています! (2021年9月11日 8時) (レス) id: 913c68c9fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーりん★ | 作者ホームページ:http://ガリィドール☆のホムペ
作成日時:2020年3月23日 17時