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恋歌・肆 ページ8

それからリハは終わり、休憩に入る

A「……」

珠紀「Aちゃん!凄かったね!」

Aは先程から黙ったままだった
その時だった

スタッフ「はい、どいてー!!道をあけてくださーい!!」

スタッフ「カルタ通りまーす!!」

スタッフが大きな声をだして、頑丈なケースの中に入ったカルタを運んできた

未来子「うわあ…皐月会のカルタや!!」

和葉「えらい仰々しいなあ、あのカルタ」


珠紀「うわ、なんで“ただ”のカルタであそこまで……」

カヲル「あれ、ただの(・・・)カルタじゃないよ♠」

カヲル「あれは、皐月会が開催する、全国大会の決勝戦で使われる伝統のカルタだ」

カヲル「皐月会20年の歴史があってあの札に憧れるモノはいないぜ♣」

薫「そうだ、お前ら名頃さん覚えてるか?」

いきなり父、薫が二人に話しかける

A「……師匠(センセイ)のこと…」

薫「お前らは今、皐月会に入ってるが名頃さんのこと」

カヲル「あぁ……5年前から行方不明だってのは聞いてるっつか、オレらが皐月会にいるのって名頃師匠がいなくなってから数ヶ月後だ」

A「……」

薫「そうなんだが…今では生死不明の噂だ」

A「……だろうね………」

A「……ってかそれだけ………」

薫「いや、そういうわけではなくて」

そう話してると「会長入りまーーす!!」と大きなスタッフの声が聞こえた

A「!……阿知波師匠(センセイ)……」

カヲル「挨拶してくっか」

Aもカヲルも少しダルそうな感じで皐月会の会長、阿知波研介のところへ行く

阿知波「確か今日は、矢島君と紅葉君、A君とカヲル君によるデモンストレーションと、後は対談やったかな?」

とそこの責任者の人に聞く

責任者「ええ……」

責任者「オンエア時には、先週矢島さんのご協力で収録させていただいた、皐月会のカルタ特集も入れ込んで…」

責任者「全国にカルタの魅力をアピールさせていただきます…」

阿知波「おお…すでに皐月会のカルタも展示してあるか…」

阿知波「では、しっかり頼むで…」

責任者「はい!!」

会話が終わりを待ってから二人は話しかけた

A「……お久しぶりです、阿知波師匠(センセイ)

阿知波「おお!!A君にカヲル君やないか!」

阿知波「大きくなったな」

カヲル「ええ、5、6年前突然の行方不明についてはご迷惑をお掛けしました」

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こーりん★(プロフ) - ミライさん» ありがとうございます(,,・ω・,,)頑張ります!! (2018年1月29日 16時) (レス) id: 6b716a5d54 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください。(≧◇≦) (2018年1月29日 8時) (レス) id: 9111625eaf (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - チェスドールさん» ありがとうございます!(*´ω`*)♪更新頑張ります! (2017年12月31日 0時) (レス) id: 6b716a5d54 (このIDを非表示/違反報告)
チェスドール - おもしろかったです!更新頑張って下さい!(☆▽☆) (2017年12月31日 0時) (レス) id: eb70462698 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こーりん★ | 作者ホームページ:http://ガリィドール☆のホムペ  
作成日時:2017年11月27日 22時

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