検索窓
今日:23 hit、昨日:2 hit、合計:89,520 hit

恋歌・拾弍 ページ24

それから宿泊亭(ホテル)に戻ってきたAとカヲル

宿泊亭(ホテル)に戻ってきた時に気づく1階のフロアにあるカフェに皆が集まってることに

カヲル「行かねぇの?」

A「でも、もうすぐ出てくるみたい……」

Aの言っていた通りに皆は出てきた

森「おや?Aじゃないか、今戻ってきたのかい?」

A「…はい……」

国木田「そういえば、お前昼間に何があったんだ」

A「……それは───」

Aが説明しようとした時大きな声で妨げられる

「A姉ちゃんとカヲル兄ちゃんだ!!」

二人「!?」

振り向くとそこにはテレビ局であった子供達だった

カヲル「てめぇら確かあん時のガキ共じゃねぇか♠」

カヲル「それに、蘭ちゃんや和葉ちゃんまで」

カヲル「ましてや、和葉ちゃんは何故にジャージ?♣」

蘭「昨日、夜通しの特訓をしていて」

与謝野「なんだい。知り合いかい?」

A「……そんなとこ……」

?「おや、これは珍しいお方に会えたもんですな」

二人「!!」

A「……元クイーンの」

カヲル「池波静華……」

カヲル「なんでこんな所に」

静華「彼女の“夜通し特訓”の相手や」

静華「そないなことより、お二人がお揃いの姿を見られるなんて、“名頃会”以来ですな」

静華「ホンマに嬉しいわ」

カヲル「悪いけど名頃師匠は行方不明になってからはオレらは現“皐月会”に入ってる」

静華「えぇ聞いてはります……せやかてふたりがお揃いを見てたのはあの日以来や…」

A「………」

宮沢「皐月会?名頃会?なんですかそれは」

紅葉「皐月会は競技かるたの名門じゃ
そして名頃会は20人足らずの会とかしか……」

紅葉「けど今は名頃会は解散され、皐月会だけじゃが……」

森「Aがその会に入っていたことは初耳だね……」

森は目を細め興味深そうにAを見る

和葉「Aさん!!今から私と勝負してくれへん!!」

A「……なんで……」

和葉「今の私なら、あんたに勝てるかもしれへんからや!!」

未来子「ま、何言うてんねん和葉、それバリバリのフラグや!」

カヲル「ふぅん。それならオレとやろうよ、オレに勝てたらAの相手にも少しはなるかもしれねぇから♠」

と相変わらずの張り付いたかのような笑を浮かべるカヲルに和葉は少し戸惑ったけど相手がAの兄なら思い「……わかりました」と答えた

☆恋歌・拾弍→←★恋歌・拾壱



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
70人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こーりん★(プロフ) - ミライさん» ありがとうございます(,,・ω・,,)頑張ります!! (2018年1月29日 16時) (レス) id: 6b716a5d54 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください。(≧◇≦) (2018年1月29日 8時) (レス) id: 9111625eaf (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - チェスドールさん» ありがとうございます!(*´ω`*)♪更新頑張ります! (2017年12月31日 0時) (レス) id: 6b716a5d54 (このIDを非表示/違反報告)
チェスドール - おもしろかったです!更新頑張って下さい!(☆▽☆) (2017年12月31日 0時) (レス) id: eb70462698 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こーりん★ | 作者ホームページ:http://ガリィドール☆のホムペ  
作成日時:2017年11月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。