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Aside

バタバタと忙しない足音がして
店の中にお客さんが入ってきた

「いらっしゃい」

そう言いながら後ろをむくと
そのお客さんは煉獄さんだった
さっき帰ったはずなのに………

煉獄さんは真っ直ぐさっき座っていた席へ向かっていった


静かに煉獄さんの後ろについて行く


やっぱり煉獄さんはあの紙を探しているのだろう


机の上や椅子の下を探している


声を掛けようとすると、煉獄さんが後ろを振り向いた



『あ、あの…………』

「その紙の中を見てしまっただろうか……?」

とても不安そうな顔をしている
だめ、嘘をついては行けないとわかっていながら私の口から出たのは


『いいえ、中は見ていません
煉獄さんのお茶碗の下にあったので、後日いらした時に渡そうと思っていたのです』


そういうと煉獄さんはまたいつもみたいに微笑んで


「済まない、ありがとう!助かった!
この紙は大切な紙なんだ!」


そう言いながら煉獄さんは頬を少しばかり赤く染めていた



この時、私の恋は終わってしまったのだと
私の想いなど届かないのだと言われた気がした

雨の日は→←よもや………



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Miyuki(プロフ) - 杏寿郎最推しさん» 読んでいただきありがとうございます( ´ ` *)キュンキュンして頂けているのならば良かったです!同じ煉獄さん推しの方に出会えて嬉しいです!ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ (2020年7月29日 21時) (レス) id: 07ac9a1952 (このIDを非表示/違反報告)
杏寿郎最推し - この度は読ませていただきました(*'▽') お話の内容にもうキュンキュンです(・∀・)ニヤニヤ ちなみに、名前で分かると思いますが、杏寿郎最推しです←うん。分かった。はい。  これからも、頑張ってください(^-^)    (2020年7月29日 2時) (レス) id: 71e348d052 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Miyuki | 作成日時:2020年6月22日 17時

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