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ページ35

煉獄side


幸村に負担をかけすぎただろうか?
いや、彼女も柱だ大丈夫だろう



そんなことを思いながら月を見上げれば
ひとつの影が俺の方へと近づいてくる




「幸村!!」


『はい!どうぞ!!』




返事が来てまずはひと安心する
準備は出来ているようだ



「肆ノ型 盛炎のうねり!!!」




まず、技を出して鬼の逃げる方向を定める
その先には幸村がいるからあとは彼女が追い詰めて頚を落とすだけだ




「幸村!!行ったぞ!!」




そう言いつつも幸村の方へかける
何かあっては行かないから




『壱ノ型 牡丹雪』




幸村の方を見れば頚を斬る瞬間だった





『れ、煉獄さん!?』


俺がいたことに驚き固まった幸村
そのすきに鬼も逃げ出し幸村を襲おうとする




「幸村!前を見ろ!まだ終わっていない!!」



『え、っあ』



駄目だ、このままでは危ない
俺の脳内では既にその判断ができていた




そして気がつけば体は動いていた




「壱ノ型 不知火!!」




鬼の頚を斬り幸村に近づく





「幸村!大丈夫か!!」





そう聞けば幸村は顔を上げた






その時、幸村の瞳には涙が浮かんでいた





『す、すみませんでした!!』





そう言って幸村はどこかへ走り去ってしまった






俺は走っていく彼女の背を見ることしか出来ず






彼女に何かを言うことは無かった

彼の羽織→←満月の夜



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Miyuki(プロフ) - まゆさん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません、、、コメントありがとうございます!だいぶゆっくりではありますが更新していく予定なので今後とも何卒よろしくお願いいたします!! (2021年11月20日 23時) (レス) id: e9ad5bfcce (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2021年11月8日 21時) (レス) @page47 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuki(プロフ) - 心さん» ありがとうございます!そう言っていただけるとまた頑張れます!面白くかけるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します! (2021年8月20日 21時) (レス) id: e9ad5bfcce (このIDを非表示/違反報告)
- コメント失礼します。面白かったです!これからも楽しみにしています! (2021年8月20日 13時) (レス) id: a8a646d347 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Miyuki | 作成日時:2021年8月8日 14時

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