それほどに ページ3
煉獄side
「兄上!おかえりなさい!!」
千寿郎に出迎えられ屋敷に入る
すぐに自室に戻り隊服を脱ぎながら先程会った雪柱を思い返した
『……以後お見知りおきを』
実に礼儀正しい少女だと思った
歳は恐らく俺より下だろうにしっかりした子だ
しかも、顔が母上にとても似ている
髪の結い方は違うが、瞳の色や髪色、雰囲気までそっくりだった
「………しますか……上?兄上?」
声のした方を見れば千寿郎が心配そうに俺を見ていた
「どうした!何か用か?」
「あ、すみません
お風呂はどうするのか伺いに来たのですが…………」
「うむ!後で入るとしよう!もう父上は入られたのだろう?それならば先に千寿郎が入るといい!!」
「わかりました」と言って部屋を出ていく千寿郎
俺は千寿郎が来たことにも気付かないほどあの少女のことを考えていたのか?
いや、そんなはずがない
ただ、母上に姿があまりにも似ていて動揺していただけだ
自分の心にそういいきかせながら着替える
そんな俺の姿を父上が見ていたとは、この時の俺は知る由もなかった
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Miyuki(プロフ) - まゆさん» 返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません、、、コメントありがとうございます!だいぶゆっくりではありますが更新していく予定なので今後とも何卒よろしくお願いいたします!! (2021年11月20日 23時) (レス) id: e9ad5bfcce (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2021年11月8日 21時) (レス) @page47 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuki(プロフ) - 心さん» ありがとうございます!そう言っていただけるとまた頑張れます!面白くかけるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します! (2021年8月20日 21時) (レス) id: e9ad5bfcce (このIDを非表示/違反報告)
心 - コメント失礼します。面白かったです!これからも楽しみにしています! (2021年8月20日 13時) (レス) id: a8a646d347 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Miyuki | 作成日時:2021年8月8日 14時