★ ページ23
マスターである彼女から最初で最後の命令は「自分達が死んだ際、娘を守ること」
オルタはひとり自傷気味に嗤う
知っていて気づかないフリをしてきた自分へむけて
ギルガメッシュ(…クリスが聖杯だと？)
オルタが昔のことを思い出してる時、ギルガメッシュはひとり困惑していた
千里眼でも使わなければ、クリスが聖杯であったことに気づかなかったかもしれない。
いや、その前に千里眼を使っても彼女の未来で「聖杯」であるという未来は見えたかもわからない。
今回の聖杯戦争が起こらなかったら一生知り得ない事実だったかもしれない
言峰「イリヤとクリスはそうだな、“はとこ”とでも言おうか」
言峰「お前の母親、ソネットも「聖杯」であった」
クリス「知ってる。バルベルデにいた時に聞かされた」
クリス「だが、今回のこととその話が何の関係がある？」
無いだろ、吐き捨てクリスは話を終わりにしようとする
ギルガメッシュ「待て、クリス」
しかし、その話はギルガメッシュにより続けさせられる
ギルガメッシュ「何故、聖杯であることを教えなかった」
クリス「今回の戦争に
クリス「あたしが欲しい聖杯は、イリヤの持つ聖杯だ」
ギルガメッシュ「己が聖杯だと言うなら、自分で叶えられるであろう」
ギルガメッシュと言峰はじっとクリスを見つめる
オルタも彼女の次に発せられる言葉を待つ
クリス「無理だ」
クリスな低い声が教会に木霊する
クリス「あたしは、
ギルガメッシュはとくに驚くこともせず、そうかとだけ短く答える
しかし、言峰はある事を考えていた
それは、彼女が聖杯へ参加した“理由”だ
言峰「クリスよ、聖杯戦争に参加した理由は、聖杯を手に入れ望みを叶える事だったな」
言峰「しかし、それは誠か？今起きている事態に、当たり前が通用すると思っているのか？」
その言葉にオルタとギルガメッシュがクリスを見る
二人は、ある重要な事を気づいていなかった。
いや、この異常な聖杯戦争に慣れてないが為に、その事をスルーしてしまった。
普通の聖杯戦争なら、願望もあって当然。それが当たり前なのだから……
その重要な事、それはクリスが、この聖杯戦争に参加しても
つまり、この聖杯戦争参加の“理由”だ
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こーりん★(プロフ) - remonduke02さん» ありがとうございます！更新、いつも遅くてすみません！ですが、頑張ります！応援ありがとうございます(o_ _)o (2020年1月23日 0時) (
レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
remonduke02(プロフ) - こーりん★さん» いえいえ！ずっとファンだったのでお役に立てたなら嬉しい限りです！これからも頑張って下さいね！ (2020年1月19日 19時) (レス) id: 743a2196d1 (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - remonduke02さん» 本当ですか！？確認してみます！教えてくださりありがとうございます！！ (2020年1月17日 23時) (レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！ (2020年1月17日 23時) (レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
remonduke02(プロフ) - 細かくてすいません、どうしても気になってしまったので...!設定画のイリアですが、イリヤではないかと..?もしわざとでしたらすいません！ (2020年1月17日 15時) (レス) id: 743a2196d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーりん★ | 作者ホームページ：http://ガリィドール☆のホムペ
作成日時：2019年9月1日 1時
