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その後、弦十郎の奢りで夕飯をみんなで食べ、それぞれの帰り道へと別れた後だった
けれど、クリスだけは違った
皆と別れた後、家とはまた別の道へと向かっていた。背後からギルガメッシュが姿を表す。
ズボンのポケットに手を突っ込んでクリスの斜め後ろ一歩後を歩く
ギルガメッシュ「先程の戦い、実に素晴らしいものであった」
戦い、それは弦十郎との訓練こと。
クリスは「賭けにでただけだ」と弦十郎と同じ言葉をギルガメッシュに返す
クリス「正直、あのコンビネーションは一か八かの賭けに出た迄だ」
クリス「…成功したことは、あたしも驚いている」
ギルガメッシュ「そうか…。とはいえ、どこへ向かうのだクリス」
クリスは先程から歩いてばかりで、目的地というものは決めてないようだった
クリス「食後の散歩だ」
ギルガメッシュ「……」
暫く歩き、人気の無い公園に着いた
クリスは近くのベンチに座った
ギルガメッシュ「貴様も考えるものだな、
クリス「そりゃ…ありがとうございます。」
クリス「誰だか知らないが、跡を付けるなんざ悪趣味だな」
「すごいね、お姉ちゃん。気づいてたんだ」
クリスの目線の先には、彼女と同じ雪のように白い肌に髪、違うとしたら赤い瞳をした幼い少女が立っていた
「初めまして、私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。“イリヤ”って呼んでね」
少女は、両手でスカートの裾をつまみ、軽くスカートを持ち上げてお辞儀をする
クリス「…ご丁寧にどうも」
(アインツベルン……)
クリスは立ち上がり
クリス「クリス。雪音クリスだ。」
イリヤ「雪音……そう、貴方が“ソネットの娘”なのね」
クリス「知ってるのか」
イリヤ「魔術業界において、雪音夫妻を知らない人はいないわ」
クリスはイリヤを見つめる
クリス「……目的はなんだ」
イリヤ「別にただ、「8人目のマスターが参加した」という情報が入ったから少し見に来ただけ」
イリヤは笑いながら言う
けれど、その笑いは裏があるような何か嫌な予感をクリスは感じ取っていた
隣にいたギルガメッシュが鼻で笑った
ギルガメッシュ「我のマスターを許可無く見物するとは…不敬だぞ」
イリヤ「あぁ…本当だったのね。」
イリヤ「
クリスはその言葉に首を傾げる
イリヤはまたいつか、と言ってその場を去っていった。
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こーりん★(プロフ) - remonduke02さん» ありがとうございます！更新、いつも遅くてすみません！ですが、頑張ります！応援ありがとうございます(o_ _)o (2020年1月23日 0時) (
レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
remonduke02(プロフ) - こーりん★さん» いえいえ！ずっとファンだったのでお役に立てたなら嬉しい限りです！これからも頑張って下さいね！ (2020年1月19日 19時) (レス) id: 743a2196d1 (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - remonduke02さん» 本当ですか！？確認してみます！教えてくださりありがとうございます！！ (2020年1月17日 23時) (レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！ (2020年1月17日 23時) (レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
remonduke02(プロフ) - 細かくてすいません、どうしても気になってしまったので...!設定画のイリアですが、イリヤではないかと..?もしわざとでしたらすいません！ (2020年1月17日 15時) (レス) id: 743a2196d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーりん★ | 作者ホームページ：http://ガリィドール☆のホムペ
作成日時：2019年9月1日 1時
