☆陸拾夜 ページ48
森「もう1人はそこにいる─────」
森「──────Aだよ」
皆「!!?」
中也「なんでAが!?」
紅葉「どういうことか説明してくるじゃろうな」
森「
森「"800億"」
その言葉に皆は息を詰まらせる
広津「人虎に70億、夜月幹部に800億、合計870億だ」
森「でも、私は彼女を敵組織に売るつもりなんてない」
中也「けど、いつか拐いに来るんじゃ!」
紅葉「中也の云う通りじゃ」
A「……無駄よ……」
2人の言葉に今まで黙っていたAが口を開く
A「……ギルドはボクを拐うのは無理……」
中也「そんなのわからないだろ!」
A「……違うよ。中也……」
A「…………ギルドはボクに
紅葉「なんじゃと?」
森「Aの云う通りだ」
森「彼等は迂闊に彼女に手を出せないんだ」
樋口「けどなぜ……!?」
森「それは言えないなァ」
広津「理由は知らない方がいい」
立原「あんたも知ってんのかよ」
森「ま、そういう事で実は少しだけやりたいことがあるんだよね。というのは─────────」
・
・
─廊下─
中也「なァAなんで言わなかったんだよ」
A「……公の場に晒したら、いろいろとマズイから………」
安崎「中原君、今どこに向かってんの?」
現在、2人を案内中
羅臼「ふたり関係って何ですか?」
中也「は?」
羅臼「いや、なんか親しく感じるんで」
中也「Aは俺の女だから手出すなよ」
安崎・羅臼「えぇぇぇええ!!?」
安崎「そんな……昔、将来お嫁さんにしてくれるって云ってたのに」
中也「昔の話だろそれ」
安崎「けど、別れた時は私が奪っちゃおうかなぁ〜」
安崎「ってことで夜月さん。そん時はそん時なので」
A「………」
何も返事を返すことなくAは何かを考えていた
中也「A、お前さっきから何を考えてるんだ?」
A「……ちょっと、ね…」
A「……それより本当に来たんだ……」
羅臼「当たり前だろ……あの姿を見れば近づきたくもなる」
羅臼「そして抜かしたくなる」
中也「?なんだお前Aの"強さ"に憧れたのか?」
羅臼「はい」
A「………」
A「……けど、ボクより強いのいる……」
羅臼「あんたより強いの?」
A「………そこにいる。中也……」
指さして云う
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こーりん★(プロフ) - 天ノ弱な月猫さん» コメントありがとうございます(*^^*)更新がんばりますヽ(^ω^)ノ (2017年3月14日 21時) (レス) id: 094696cc8b (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - 続編も凄く面白いです!更新の続き待ってます! (2017年3月14日 21時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーりん★ | 作者ホームページ:http://ガリィドール☆のホムペ
作成日時:2017年2月23日 6時