ノート ページ20
亜｢…何してんの｣
私も思いました笑
｢いやー、岩田先生には申し訳ないですけど私数学苦手なので聞く気があまり…｣
亜｢俺の授業は真面目に聞いてるのに｣
｢だって先生は私の好きな…あ、好きな教科の先生…だから…｣
危ない、告白するとこだった…
亜｢…好きな教科ねぇ｣
｢先生の授業分かりやすくていいなって思います！｣
亜｢…ありがとう｣
｢ほんとですよ？！｣
亜｢分かってるって笑 ありがとう笑｣
｢はい！笑｣
先生にそう返して友紀から借りたノートを見ながら今日の内容を写していく
その
自分が思っていた以上に書く量が多い…
ー30分後くらいして…
｢おわったー、先生終わりm…寝てる…｣
隣を見ると爆睡してる先生。
ほんとに綺麗なフェイスしてらっしゃるわー
起こそうにも起こせないんですが…
ちらっと自分の机の方に目を寄こせば、完全に忘れてた佐野くんから借りた保健のノート。
返しに行ってくるか、と思って席を立つと
亜｢…Aどこ行くの｣
ガシッと腕を掴まれてそう言われる
…呼び捨て？！しかも名前？！誰かと間違えてんの？！
いや、でも先生の仮元カノは彩夏さんだし…
白濱先生に下の名前で呼ばれたの初めてでかなり嬉しい。
他の先生は圧倒的下の名前率だったけど…
なんか、彼女にでもなった気分…
亜｢…ねぇ、聞いてんじゃんどこ行くの？｣
私が頭で情報処理をしていると少し不機嫌そうに言われた。
｢…佐野くんの机に保健のノート置きに行くだけですよ｣
亜｢…玲於か｣
｢はい｣
そう答えた瞬間、先生が椅子から立ち上がって、フワッと後頭部に手を回され、先生の匂いが鼻をすくんだ。唇に優しく先生のが触れ、自分の目の前は白濱先生でいっぱいになった
…ファーストキス…奪われた
そっと離れた先生を見つめるとふにゃりと笑われた。
触れるだけの優しいやつだったけど甘い気持ちが広がって心臓が大きく一定のリズムで動き始めた
そしてまた椅子に座って寝始めた。
…こっちの気も知らないで、
ドクドクうるさい心臓と葛藤しながら4組の教室に行き、さっき教えてもらった佐野くんの机に保健のノートを置いた。
教室に戻ったら先生が起きていた。
｢…先生おはようございます｣
亜｢ごめんおはよー、Aさんこれで終わり？｣
呼び方、戻ってる…
｢…終わり、です｣
亜｢じゃあ帰ろっか、もう遅いし送ってくよ｣
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みい(プロフ) - skyblueさん» 龍友くん味出してたなら良かったです笑 ありがとうございます！ (2020年5月4日 18時) (
レス) id: f7bcc47181 (このIDを非表示/違反報告)
skyblue - 龍友くんのアドバイスがいいですね！いつも更新楽しみに待ってます！ (2020年5月4日 18時) (レス) id: d244885223 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぷーさん» えー！ありがとうございます笑 父親出すの良き良きですね笑 どっかで出します笑笑 ありがとうございます！笑 (2020年4月29日 23時) (レス) id: f7bcc47181 (このIDを非表示/違反報告)
ぷー - 毎日チェックしています！めっちゃドキドキして、いつも心の中で叫んでます笑1つ提案なんですけど、虐待しているお父さんを登場させるのはどうでしょーか？あくまで個人的な意見なので、1つの意見として見ていただけたら嬉しいです！これからも頑張ってくださいp(^_^)q (2020年4月29日 23時) (レス) id: cdc3c7be79 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - piuさん» うわぁ！すごい嬉しいです笑 そんなこと言われたら本気出して頑張ります！！笑 (2020年4月29日 8時) (レス) id: f7bcc47181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2020年4月10日 12時
