Music４ ページ5
緑谷side
「どんなに辛い道でも〜♪
ここに思い出がある限り〜♪」
僕らは舞台裏から
歌う彼女を見つめていた
歌もギターも圧倒される迫力を持っていた
麗日「すごい」
常闇「ギターだけなのになんて迫力」
蛙吹「歌も吸い込まれそうなくらい素敵ね」
皆もただじっと彼女を見つめていた
上鳴「なぁ轟、あの子お前の何？」
轟「俺の幼馴染だ」
皆「「お、幼馴染ぃぃぃぃぃぃ？！！」」
峰田「あのスペックの女子が幼馴染とか
お前ほんと人生勝組かよ？！！」
【※これ全部小声です】
轟くんの幼馴染という暴露に
皆驚きを隠せない
轟くんに幼馴染なんていたんだ
ちょっと意外だな
耳郎「…あ！声でるよ！」
そうこうしてる内に耳郎さんの声が治った
いや、正確には痛みを
感じなくなっただけなんだこど
八百万「あの飲み物すごい効果ですわね」
麗日「あの人に感謝しないと」
確かに経った10分でここまで良くなるなんて
あの飲み物一体何が入ってるんだ？
飯田「俺達もすぐ出れるように
各地配置につこう！」
皆「「うん！！/おう！！/はい！！」」
・
・
・
・
Aside
〜ｼﾞｬｰﾝ♪
「…ふぅ」
弾ききった
ギターも間違えなかったし
歌も完璧に唄えた
「あ、あれ？」
客席は始まる前より静かだった
も、もしかしてあんまり良くなかった？
満足いく演奏できたと思ったの私だけ？
「え、えっと…その私は……」
観客「「「わぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」」」
「…っ？！」
生徒１「すっげぇぇ感動したぁぁぁぁ」
生徒２「何あのギターカッコ良すぎだろ！」
「…ﾎｯ」
良かった皆楽しんでくれてたんだ
「このあとは一年A組の出し物だよ！！
みんな〜楽しんでいってね〜！！！」
私はそう言い残し舞台裏へと戻った
「もう行けそう？」
耳郎「うん！ほんとありがと」
「はい、これギター返すね」
上鳴「すっげぇカッコよかったよ！
お前すげぇな！」
「ありがとう。皆も頑張ってね」
緑谷「みんな！行こう！！」
全員「「おうっ！！！」」
息のあった掛け声をしたあと
皆は舞台へと上がっていった
「頑張って…」
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作者名：桜木美瑠 | 作成日時：2020年3月18日 0時
