恐怖による支配 ページ38
Aside
風見「その選択はきっとこの先あんたを
今の何倍も苦しめる…それでもいいの？」
「うん…此れが私の答えだよ」
風見「…っあのね((鏡花「A！！」
「っ鏡花！！」
鏡花は私の元へ走ってくるなり
持っていった短刀を風見に向ける
風見「あんたも元気そうね、泉鏡花」
鏡花「…Aは私が守る」
風見を睨む鏡花の瞳には光がなかった
今の鏡花の目は"暗殺者の目"
まずい…このままだと
鏡花が何をするか分からない
「鏡花、落ち着いて…風見は何もしないから」
鏡花「……でも」
「いいから、その短刀を降ろて」
鏡花「…わかった」
鏡花は渋々と短刀を仕舞う
風見「何もしないって本気で思ってるの？」
「風見、貴方は私に伝えたい事があって
わざわざ"一人"で私に会いに来た…違う？」
風見「はぁ、何もかもお見通しってわけね
……………首領は"隆一(りゅういち)"を
此方に呼び戻した」
「…っ！！」
風見のその言葉で私の思考は停止した
中也の時と、いいやそれ以上の恐怖が
私の全てを支配して行くのが分かる
躰は震え、言う事を聞こうとしない
鏡花「…A？」
私を心配するように鏡花は私の服の裾を掴む
鏡花に何か言葉をかけてあげたいのに
口が動かない、言葉が出ない
風見「…此れで分かった？首領は本気だよ。
隆一が此方に戻って来たr((「止めて！」
やっと出た声は思っていたよりも大きく
そしてとても震えていた
私は頭を抱えてその場に蹲る
鏡花「隆一って誰？！」
風見「あんたには関係無い…事もないかな？
まぁ、いいや……桜内、忠告はしたから」
風見はそう言ってその場を去って行った
鏡花「…A？大丈夫？」
「御免ね。心配かけて」
鏡花「そんな事気にしなくていい」
そう言って鏡花は私を噴水広場にあった
ベンチに座らせてくれた
敦「あ！鏡花ちゃん！探したよ…って
Aさん？！顔色凄く悪いですよ？！」
鏡花を追ってきたのであろう敦は
私の顔を見るなり目を見開く
きっと今私の顔は相当酷いのだろう
私の中には今も尚"恐怖"が巣くっていた
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NOside
【ポートマフィア首領室】
森「…お願い出来るね？」
？「はい」
森「ｸｽｯ…期待しているよ、隆一」
隆一「お任せ下さい首領、いいや
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"お義父さん"」
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ミルト* - ミカドさん» ありがとうございます！！面白いって言ってもらえるのが一番嬉しいので今めっちゃ舞い上がってます(笑)これからも頑張りますので、何卒宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年2月21日 0時) (
レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド(プロフ) - とっても面白くて、とても気にいりました！！これからも続きを楽しみにしています！頑張ってください！！ (2019年2月20日 22時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルト* | 作者ホームページ：
作成日時：2019年2月1日 13時
