102.パズル ページ7
Hokuto Side
健人が出したその資料に、固まるみんな。
沈黙を破ったのは、やっぱり風磨だった。
風｢中島何でこんなの持ってんだよ｣
健｢頑張って取ってきたんだからちょっとは褒めてよね〜｣
重｢待て健人お前取ってきたっていつ！？｣
健｢紫音が誘拐された日｣
重｢は！？｣
風｢お前ちゃんと説明しろよ｣
まんざらでもない様子の健人に、
若干の苛立ちを隠せない風磨。
それに気づいたのか気づいてないのか
紫音をちらっと見て、
真面目なトーンで話し始めた。
健｢前から公安に入り込んで調査してたんだよ｣
"総監が撃たれた日も"
そう付け加えた健人。
紫音もそれは知らなかったみたいだ。
重｢………｣
薮｢まじか｣
上｢そういうことか｣
開いた口がふさがらないしげをよそに、もう慣れたって感じの２人
健｢だから言えなかったんだよ｣
風｢マジかよ｣
健｢勝利のUSBの中身見たとき、櫻井って聞いてなんか引っかかって、ずっと調べてた。そしたら案の定射撃の名手だった｣
射撃の名手、か。
じゃあ総監を撃ったのは…
健｢しかも松本管理官の婚約者の事件にも絡んでる上にその後公安辞めてるっていうし、なんかあるなって思って｣
風｢だからってお前危なすぎんだろ｣
健｢ごめんって(笑)｣
あ｢その日あたしはパパを撃ったであろうビルの近くにいたの。届いた地図見て、行ってみたらパパがいた｣
あ｢……狙われてるの気づいたけど、間に合わなかった｣
小さく震えるその肩は
予想以上に大きなものを抱えていたようで
今にも壊れてしまいそうだった。
風｢……｣
風磨がそっと紫音の手を握った。
健｢現場近くにいたとか公安にいたとか、言うわけにはいかないでしょ｣
上｢２人とも、すまんかったな｣
重｢余計頭の中ぐっちゃぐちゃや｣
薮｢俺も｣
ごめんなさい←
ジ｢ま、とりあえず確認しますか。公安機密資料とやらを｣
組み立てたパズルは、もう少しで完成。
あと１ピース、はめるだけだ
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月 - お忙しいかと思いますがぜひ続きが見たいです！！楽しみにしています！ (2017年9月6日 0時) (
レス) id: c1efe74be2 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - これからも続きを読みたいです！是非続編を作って欲しいです！ (2017年8月16日 1時) (レス) id: 0c4f2e9c01 (このIDを非表示/違反報告)
kotoha(プロフ) - まだまだ続きみたいです！是非、続編書いてください (2017年8月14日 17時) (レス) id: c254d306c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき(プロフ) - もっと続けが見たいです！ (2017年8月11日 10時) (レス) id: 569a9b3e98 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - はじめまして！もう終わっちゃうんですか？！凄く読んでて楽しいので、番外編でもいいので続けて欲しいです。これからも頑張ってください (2017年7月2日 1時) (レス) id: e91fa53c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆう | 作成日時：2016年9月15日 22時
