139.黄昏 ページ48
Your Side
"俺はSPTを作って総監にまで上がったアイツが大嫌いなんだよ"
SPTを作って総監にまで上がった。
SPTを、作っただけで。
"俺は久龍が憎かった。ただそれだけだ。お前らも利用されてるだけなんだよ"
去り際に御手洗がそう言った。
私が小学生の時、パパはすでに捜査一課長だった。
エリート中のエリート。
警視総監賞を何度も受賞して、あり得ないくらいのスピード出世だったらしい
だから別に、SPTを作ったから総監になれたんじゃない
あ｢SPTを作って出世した、か｣
パパに利用された、ううん。
パパの役に立てた。
それだけの話。
｢なにやってんのこんなとこで｣
優しい声がした
｢あ、今風磨かと思ったっしょ？(笑)残念俺でしたー｣
無邪気な顔で笑う。
北斗の声、わりと好きなんだよなー
あ｢珍しいね笑笑｣
北｢黄昏てんの？｣
あ｢終わったなーと思って｣
雲がゆっくり流れていく
警察内では大事件でも、この世界の人たちは何が起きていたのかさえ知らない
あ｢こんなに広いのにさ、こんな事件で手こずって守っていけんのかな｣
北｢行けんじゃない？俺ら特別機密捜査班だし｣
あ｢軽っ笑笑｣
夕日が沈んでいく
オレンジの光が、遠くを見つめる北斗を照らしている
北｢大丈夫だよ。一人じゃないから｣
あ｢うん｣
北｢紫音には風磨もいるしな！笑｣
あ｢なにそれ(笑)｣
大丈夫だよ。一人じゃない。
SPTの肩書きがなくても、
私にはみんながいる。
健｢あ、ここにいた。
紫音、北斗、総監きたよ｣
あ｢はーい｣
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月 - お忙しいかと思いますがぜひ続きが見たいです！！楽しみにしています！ (2017年9月6日 0時) (
レス) id: c1efe74be2 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - これからも続きを読みたいです！是非続編を作って欲しいです！ (2017年8月16日 1時) (レス) id: 0c4f2e9c01 (このIDを非表示/違反報告)
kotoha(プロフ) - まだまだ続きみたいです！是非、続編書いてください (2017年8月14日 17時) (レス) id: c254d306c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき(プロフ) - もっと続けが見たいです！ (2017年8月11日 10時) (レス) id: 569a9b3e98 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - はじめまして！もう終わっちゃうんですか？！凄く読んでて楽しいので、番外編でもいいので続けて欲しいです。これからも頑張ってください (2017年7月2日 1時) (レス) id: e91fa53c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆう | 作成日時：2016年9月15日 22時
