15話 ページ37
臼見沢先生が指差した先を見てみると……。
百倍ズームにしてやっと見えるような髪の毛が生えていたのだ!
思わず「細い」「全然生えてない」と言いかけたコマとフブキをマタロウは慌てて止める。
そんな彼らを尻目に、ジンペイは未だ泣きじゃくっていた。
ジンペイ「先生がカツラだったなんて……俺誰にも言いませ〜ん!!」
『ジンペイ君、泣きすぎだよ…。』
Aも僅かに呆れる程だったが、臼見沢先生は立ち上がり、再びカツラをつけた。
臼見沢「このことは、私達だけの秘密ですよ。」
.
フブキ「臼見沢先生が怨霊を凶暴化させているなんて、とんだ勘違いだったみたいね。」
『ね…。……あ、』
虹色の光が、Aのウォッチに吸い込まれていく。
そしてその光は、2枚のメダルへと変化したのだった……しかし。
いつもの如く、何処からかブルポンが現れて、メダルを1枚食べてしまった!
コマ「またメダル食べた!」
今度はどう変化するのだろう。ドキドキしながら皆がブルポンを見つめていると……。
ブルポンの身体が光り、身長が伸びる。いつの間にかチョッキの様なものまで着ていた。
ジンペイ「お前スライムじゃなくて猫だったのか。」
ブルポン「何か問題でも?」
マタロウ「えぇっ?!何かキャラ変わってない…?」
ブルポンはAの足に1度頬擦りをすると、身を翻して去っていってしまった。
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ナユ「ここは大丈夫?」
臼見沢「厳重に戸締まりしてあります。」
ナユ「分かった!」
どこかの行動で、暗闇の中ナユと臼見沢先生は再び密会をしていた。
ナユの前に跪き、頭を垂れる臼見沢先生を、ナユは満足そうに見つめる。
ナユ「じゃあまた私のラブリーパワーをあげちゃう。」
ナユが臼見沢先生の頭に手をかざすと、緑色の光が怪しく蠢く。
臼見沢先生は「おぉ、」「おほぉ」等と声を上げるが、その顔はどんどん暗く、影が落ちていった。
ナユ「はい、おっけー!」
臼見沢「パワー充電完了でございます。またなんなりとお申し付け下さい…。」
ナユ「うん、よろしく。」
.
ラント「この学園に潜むエイリアンは来星ナユ……。そして教師の臼見沢はすでにエイリアンの手元に成り下がっている。
怨霊の凶暴化も奴らの仕業と見て間違いない。
ようやく、尻尾をつかんだぞ…!」
人気のない生徒会室に、ラントの声だけが響いた。
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ふらっぺ(プロフ) - ちーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! 少しずつですが、時間のある時に更新していくので亀の歩行を見守る気持ちで待っていてください((( これからも頑張りますね!応援よろしくおねがいします! (2022年5月17日 21時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きまってます!頑張って下さい! (2022年5月16日 15時) (レス) @page34 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ふらっぺさん» (´;ω;`)ありがとう…!いつか最高のクオリティーで!! (2022年5月14日 21時) (レス) @page34 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - 朱音@とれめいさん» そっか……無理しないでね! 何回も言ってるけど、いつでも待ってるから!また描けそうだな〜って時にでも描いてくれたら嬉しいな(*´ω`*) (2022年5月11日 18時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 花白ちゃんの絵没になりそう…( ;∀;) (2022年5月10日 18時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらっぺ | 作成日時:2021年11月25日 17時