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15話 ページ16

数日後。

マタロウ「すごい人だかりだね!」

ジンペイ「言ってみようぜ!」

人だかりの中心にいたのはユウリ。

マジシャンさながらシルクハットを被り、指を鳴らした。


ユウリ「ショウタイム、カモン!」

ユウリは帽子を取って、口の上に白い布を被せる。

ユウリ「ワン、トゥー、スリー!」

そして布を取ると…!


ユウリ「あれ?」

何も起きない。

ユウリが怪訝そうに帽子の中を見つめると、空から真っ白な鳥が!

ユウリ「ちょっと、帽子の中から出てくれないと困るだろ!」

ユウリが鳥を咎めると、鳥は1鳴き。
ユウリの頭の上にウンチを残して去っていった。
彼の顔はみるみるうちに青くなる。


ジンペイ「ぷっ、」

「「「あはははっ!」」」

ジンペイが吹き出したのを合図に、皆笑い出す。

ユウリは忌々しげに頭をかく。

すると、ユウリの髪の毛の中から大量の白い鳥が!

『す、すごーいっ!』

Aもキラキラと目を輝かせている。


ユウリ「以上、ショウタイムカモンでした!


毎日笑顔で過ごしたい方は、是非我が『TJN』クラブへどうぞ!」

ジンペイ「TJNクラブ?」

フブキ「ESPクラブじゃ無くなったのね。」

マタロウ「うん。クラブ名変えたんだって!」


ユウリ「あっ、Aさん!」

そんな話をしていると、Aを見つけたユウリが駆け寄ってくる。

『見つけたんだね、皆を笑顔にする方法!』

Aがキラキラした笑顔を向けると、ユウリは照れたように頷いた。


コマ「手品でニッコリクラブ、略して『TJNクラブ』だって!」

フブキ「いいんじゃない?」

ジンペイ「そうだ!


俺もTJNクラブ入れてくれ!頭から春雨餃子パン出せるようになりたーい!」

ジンペイが思い付いたのは大好物のエビマヨ春雨餃子パンを出せるようにしたいというもの。

ユウリも苦笑いだった。


ユウリ「それはちょっと…。」

そんな6人の頭上を、真っ白な鳥が飛んでいった。

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ふらっぺ(プロフ) - ちーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! 少しずつですが、時間のある時に更新していくので亀の歩行を見守る気持ちで待っていてください((( これからも頑張りますね!応援よろしくおねがいします! (2022年5月17日 21時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きまってます!頑張って下さい! (2022年5月16日 15時) (レス) @page34 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ふらっぺさん» (´;ω;`)ありがとう…!いつか最高のクオリティーで!! (2022年5月14日 21時) (レス) @page34 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - 朱音@とれめいさん» そっか……無理しないでね! 何回も言ってるけど、いつでも待ってるから!また描けそうだな〜って時にでも描いてくれたら嬉しいな(*´ω`*) (2022年5月11日 18時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 花白ちゃんの絵没になりそう…( ;∀;) (2022年5月10日 18時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふらっぺ | 作成日時:2021年11月25日 17時

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