15話 ページ29
フブキ「!!A、今よ!」
フブキが何かに気付いたように大声を上げる。
エマもはっとして口を手で覆った。
何だ、何が始まる?
少なくとも良いものでは無いだろう、と男子達は身構えた。
次の瞬間!
────ブォォォォォォォ!!!
髪の毛が揺れ、制服が大きく開く程の強風。
それに乗って来た物は…
ジンペイ「?!ぶぇっくしゅ!!はっくしゅ、ヘクシュ!!」
マタロウ「何これ、目が痛い!」
メラ「へっくしゅ、心なしかクシャミも止まんねぇ!」
一体何をしたのだ。
驚いて前に立つAを見ると、手には瓶と小さな扇風機を持っている。
ポシェットが空いている所から見て、中身はこれだったのだろう。
貴方「驚きましたか?これは私が育てた植物やスギ、ヒノキの花粉、そして胡椒のブレンド品です!!この扇風機だってフブキちゃんが作ったものなので、風の強さはそこらのものの比ではありません!!」
少し嬉しそうな顔で語るA。
胡椒が入っているなら目の痛みもクシャミも起こるであろう。
突っ込んでいったジンペイには直撃、クシャミが止まらなくなっていた。
ジンペイ「ぶぇっくしゅ!!ひーっくしゅ!」
フブキ「さーてこの間に中身を見てー、」
フブキ達はこの隙に中身を見ようとする。
リュウスケ「はーい、お嬢さん達。」
しかし、そこに花粉の直撃は免れたリュウスケが立ちはだかった。
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ふらっぺ(プロフ) - 翡翠の楽しみ。さん» ご指摘ありがとうございます…!前のスマホ中々学園長が変換で出てこなくて…(言い訳)誤字多めかと思いますが、大目に見てくださると嬉しいです…! (2023年4月9日 12時) (レス) id: ad0f888204 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠の楽しみ。(プロフ) - 学園町室に出現しましたとなっていますよ....! (2023年3月20日 19時) (レス) @page50 id: 45f3a554bc (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - ふらっぺさん» いえ。私も大分忘れてたのでおあいこで(((殴 (2021年10月11日 18時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ - なのはさん» Oh…待って久しぶりに見たらなのはさんがコメントくれてたではありませんか…()ホントにごめんなさいごめんなさい、土中に行ってお詫びしますね!!!コメントの返信を2ヶ月以上忘れちゃうバカ作者ですが、チアキ君登場まで頑張ってますので何卒ご容赦を…! (2021年9月27日 16時) (レス) id: 8225f7fbc9 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 早くチアキくん出てきてぇえええええ!!ワカタくんでもいいからぁあああああああああ!! (2021年6月18日 18時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらっぺ | 作成日時:2021年5月6日 17時