Y学園の花好き少女は愛される！Part３

13話 ページ27

ジンペイ「俺がシーソーのこっちに飛び乗れば、写真集はピューッと飛んで、



ゴッドホールにナイスインだ！」



コマ「ジンペイ君冴えてる！」



ジンペイらしからぬ言動を、コマが誉める。



ジンペイ「じゃ、いくぞー？」



おりゃ！っとジンペイがシーソに飛び乗ると！



写真集はジンペイの顔に見事ナイスイン！！←



コマ+マタロウ「「あぁ〜あ〜…」」



マタロウ「もっと勢い良く乗らないと…」



リュウスケ「高さが足りないんだよ、高さが。」



皆の呆れたような声に、ジンペイは秘策を解禁することにした。



ジンペイ「いってて…こうなったら奥の手だ！」



全員-ジンペイ「「「「？」」」」



.



メラ「がっ…早くしろ！」



リュウスケ「ぐらぐらするなよ！」



マタロウ「ジンペイ君、足、足！」



コマ「うぅぅぅ〜…」



今どうなっているかと言うと。



下からメラ、リュウスケ、マタロウ、コマの順で肩車をしている。



ジンペイが一番上に上ろうとしているが、下にいくにつれて皆苦悶の表情を浮かべている。



メラ「九尾の股 間が俺の後頭部に…やってられっか！！！」



流石に我慢の限界に来たメラがここで叫ぶ。



唯でさえ安定しないフォーメーションがこれによってバランスを保てなくなった。



ジンペイ「うぉおい！」



全員「「「「「うぁぁぁ、うわぁぁ、どわーっ！！！」」」」」



全員見事にバランスを崩し、転落した。



メラ「いたっ」



ジンペイ「うぁっ、」



マタロウ「うわぁ！」



そこでたまたまマタロウがゴミシーソーの上に落ちる！



ムフフ本は綺麗な弧を描き、炎の中へと吸い込まれていった。

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