2話 ページ6
ネナ「そんなわけだから、貴方達の意見を聞かせて頂戴。」
ネナはYSPクラブの部室を訪れていた。
特撮ヒーロー同好会と書かれた紙は剥がれかかっている。
コマ「透明ヤンキー黒澤…」
マタロウ「乱暴ってどんなことをするんですか?」
マタロウの問いにネナは写真を取り出して説明する。
ネナ「そうね…例えば、こんな風に不良達をボコボコにしたりとか。」
不良達が地面に転がってい写真が3枚出された。
いずれも不良達は苦しそうにしている。
ジンペイ「おぉ!強ぇんだな。」
ネナ「こっちは2日前に透明ヤンキーによって横転させられたトラックの写真。」
新たに出された写真はトラックが横転していて、鑑識の人が周りを調べている写真だった。
マタロウ「マジか…」
コマ「これって怨霊の仕業かも!」
マタロウ「いかにもYSP案件って感じだねー!」
ネナ「ねぇ、そもそも怨霊ってほんとに存在してるの?」
聞きなれない単語にネナは眉を寄せる。
マタロウ「え?」
ネナ「そんなのが存在してるなんてぶっちゃけ信じらんないんだけど。」
モモ「いるですねぃ…」
疑いの表情をするネナの上からモモが出てきた。
バケーラ「バケー…」
ネナ「まぁ、私の部内での部内での立場もあるし、やるからにはとことん追求していくから。」
ゴロミ、ブロッケン、バケーラ、レミィはフラダンスの動きを始め、モモは回っていたコマジロを傘で回し始める←
バケーラはネナに顔を寄せ、最早カオスである←
しかしネナには見えていないので話を続ける。
ネナ「とにかく、貴方達の知恵を…」
コマ「え!これって!」
ネナの言葉をコマが遮る。
どうも食い付いているのでネナは一歩下がる。
コマ「このタピオカドリンク店の前に並んでるの、メラ君じゃない?!」
コマが指差した写真の場所には、間違えようもない、紅い髪のメラがいた。
ジンペイ「ほんとだ。」
マタロウ「あの硬派なメラ先輩が、タピオカ?!」
ジンペイ「あれ?メラの隣、女子がいねぇか?」
ジンペイがふと思ったその時、
フブキ「ヤバイ!ビックニュース!」
部室のドアを開けて、頬を染めたフブキとAが飛び込んできた。
貴方「メラ先輩が、彼女と一緒に歩いてたの!」
「「「彼女ー?!」」」
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葵 - 迷い猫さん» 共感! (2022年4月9日 12時) (レス) @page9 id: 69904a6c11 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ - 迷い猫さん» コメントありがとうございます!最近私の画力や語彙力が僅かながら上がってきたと思うので(自意識過剰)(絶対ない)これからも尊い夢主ちゃんを届けられるように努力しますね! (2021年9月27日 16時) (レス) id: 8225f7fbc9 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - グッ……夢主ちゃんが……尊い……! (2021年9月26日 10時) (レス) @page4 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ - 朱音さん» ありがとうございます!作者も日に日にチアキ君登場回に近づいて言ってる気がして鼻息荒くしてます←←←これからも読んでくださると嬉しいです(*´ω`*) (2021年5月5日 20時) (レス) id: 8225f7fbc9 (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - 続編も頑張ってください! (2021年5月5日 17時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらっぺ | 作成日時:2021年3月18日 18時