Y学園の花好き少女は愛される！Part２

24時間の逃亡 メカは地球を救う 1話 ページ43

フブキ「あ〜ん、んーっ！」



貴方「たまには屋上で食べるのもいいね…！」



只今昼休み、YSPクラブは屋上でお昼ご飯である。



コマ「ピクニックみたいだね〜！…ん？ジンペイ君、そこの包みは何？」



マタロウ「それもお弁当？」



コマとマタロウが言っているのは大きな肉球柄の包みの事。



お弁当…にしては少し大きい。



ジンペイ「え？あぁ、これ？こいつは後のお楽しみだ！」



フブキ「絶対下らない事だ…」



貴方「ハハハ…」



品良くお弁当を口に運びながら、Aは苦笑する。



ピロン♪



その時、フブキのスマホに何かの通知が来た。



フブキが昼御飯の手を止めたので、気になってAも一緒に覗き込んだ。



フブキ「わぁ！未来科学クラブからのメールマガジン！何か新しいメカでも出来たのかな？」



ジンペイ「只今より第一回、ちくわストロー競争を開始する！」←



フブキとAを放っといてジンペイはまた何か新しい遊びを開始する。



聞きなれない単語にコマとマタロウの回りには『何で…？』という文字が見える。



コマ+マタロウ「「何それ…」」



ジンペイ「昨日テレビでやってて滅茶滅茶面白そうだったんだ！こうやって…ちくわでだし汁を吸って、誰が一番に飲み終わるか勝負すんだ！」



フブキの予言通り、馬鹿みたいなことだった←



マタロウ「えぇ…」



ジンペイ「ゴロミ！スタートの合図頼む！」



ゴロミ「あいよ。」



ゴロミはスタートの合図をしようと尻尾の銃にコルク栓を詰める。



しかしそのまま撃てばいいのに、ゴロミは気持ち良さそうに眠るバケーラにその弾を発射した。



スタートの合図で一斉にだし汁を吸い始めた3人だったが、



フブキ「ええぇぇぇーーー！！！！？？」



フブキの大声に驚き一斉に吹き出した。←



フブキ「嘘でしょ…皆！ビックニュース！未来科学クラブでパワードスーツが開発されたんだって！」



噎せて転がる3人と怒りでゴロミを追いかけるバケーラに目もくれず、フブキは興奮を口にしたた。

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