want to protect /third (ページ14)

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after story 7 -大切なもの- ページ14

シャワーを浴びて
2人が寝るベットに自分も入る

隣には涙の跡をくっきりと残した愛しい2人

寝付けない自分を責めていると
気づけば空は明るくなっていた

少し…いや、だいぶ早いけど
今日は仕事に行く前に、優羽と話しておきたい

そう思って彼女を起こす

臣「優羽、優羽起きれる？」
優「んん、、」

ゆっくりと目を開けた彼女に話しかける

臣「少し話そう？」

目線を合わせない彼女を抱きかかえて、リビングまで行く

臣「優羽、」
優「謝らないで！私が…私が悪いから…」

お願い、そう訴えるように
帰ってきてから話してはじめて俺の目を見た

臣「わかった、謝らない」

臣「だから、優羽も約束して？自分だけが悪いなんて思わないで」
優「…」

臣「優羽？一緒にいる時間少なくてさ、俺も寂しかった」
優「…えっ？」
臣「話もできなくて、寝顔を見るだけしかできない」

臣「俺も寂しかった」

突然の言葉に、動揺している優羽

臣「優羽が感情的になって、四季を叩いちゃったのは悪かったかもしれない」

臣「だけど、言うことを聞かなかった四季も悪い」

優羽が四季のことが嫌いで叩いたんじゃないってこと
四季もちゃんとわかってると思う

そう言うと、昨日から強ばっていた顔が少しだけ安心した顔になった気がした