want to protect /third (ページ11)

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after story 4 -大切なもの- ページ11

臣「優羽、ほんと、どうしたんだって」
優「っ、、今、片付けるからっ！」

ごめんね

そう言って、周りの皿を片付け始める

臣「手怪我するから」

そう言って優羽の手を止めると

優「大丈夫！大丈夫だから」

手を振り払われてしまった

臣「大丈夫じゃねえだろ！ちょっと向こう座ってろ」

思わず荒らげた声に肩を揺らした
一瞬だけ俺の顔を見て、すぐに目を逸らし
ソファに座った優羽を確認してから
散らばった皿の破片を片付ける

臣「優羽、こっち向け」

とりあえず、危ないものだけ片付けてから優羽の前に座る

いつも笑顔を絶やさない
泣かない優羽が泣いてることに俺も少し動揺した

臣「優羽」

ちょっと強めた言い方に恐る恐る目線を合わせてくる

臣「どうした？四季は？」
優「っ！」
臣「ん？四季になんかあったか？」

四季とゆうワード少しだけ反応をした

優「…四季が、、、」
臣「四季が？」
優「四季が…何にも言うこと聞いてくれなくて…」

まだ嗚咽を洩らしながら泣いている

そんな彼女を抱きしめながら、次の言葉を待った