want to protect /third (ページ1)

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st.97 ページ1

______数年後

｢ぱーーぱーーーー！！｣

両手を広げて走ってくる息子を
抱きかかえて、ほっぺにキスをする

その奥から、息子を追いかけるように、小走りでこちらに向かってくる女の人

臣｢時間、大丈夫だった？｣

臣｢優羽｣

優｢うん、大丈夫だよ｣

息｢ぱーぱー！！｣

臣｢ごめんごめん、どうした？｣

息｢あのねぇ！あのー、あのねぇ！｣

臣｢ははっ、ゆっくりしゃべってごらん？どうしたの？史季｣

そう、俺の嫁の優羽(ゆう)と息子の史季(しき)

あのねしか言わない史季の話に付き合っていると優羽からの助け舟が入る

優｢今日は、お家で、たくさんお手伝いしてくれたんだよね？｣

臣｢おっ！｣

史｢そう！ままのお手伝いしたの！あのねえ！お料理して、お洗濯物たたんで！お掃除もした！｣

臣｢すごいなあ｣

おそらく、邪魔しかしてないだろうとは思うけど…笑

得意顔で話す史季が可愛くて、優羽と2人で顔を見合わせていると

健｢ちょっとそこのおふたりさん！イチャイチャはあとにしてくれます？｣

人｢俺たちいること忘れてるでしょ！｣

岩｢優羽とか、絶対俺らいること分かってない笑｣

優｢分かってますよ！｣
臣｢うるせえなあ笑｣

一緒に優羽達を待っていたメンバーに文句を言われる

隆｢しーきー！りゅうじんとこおいで！｣
史｢りゅうじ！！あのねぇ！史季ねえ！｣

史季に、メロメロな隆二と
隆二大好きな史季

史季は、俺の腕から降りて、隆二のところに一目散

マイペース2人組は、俺らに目を向けることなく歩き始める

己｢ちょいちょい、もう、行っちゃったよ｣
臣｢ちょ、隆二！後ろも見ろよ！｣

隆｢おそい！！｣
史｢おっそーーーい！｣

臣｢遅いじゃねえ！｣

E｢相変わらず、クレイジーボーイだね笑｣

優｢人の子クレイジーなんて言わないでよう、笑｣

全/隆｢笑笑笑笑｣