検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:20,801 hit

st.95 ページ46

史穏からの手紙を読み進めるにつれて

身体中に
どこか暖かいものが駆け巡った

愛してるって想いではなく
思い出の暖かさでもない

彼女が放つ太陽の陽のような暖かさ

まるで彼女に包み込まれるように


俺の冷えきって凍ってしまった心を
ゆっくりとゆっくりと溶かしていくように


俺の世界に
ゆっくりとゆっくりと彩を戻していくように


たくさん貰ったよ

哀しみも涙もあったけど
それでも愛してるって思えるほど

たくさんの深愛


ねえ、史穏

生まれてきてくれて

生きててくれて

俺と出会ってくれて


____________ありがとう

st.96→←st.94



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ベジタブルライフ | 作成日時:2018年2月7日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。