st.53 ページ5
臣「昨日みた夢なんですけど、、、」
人「…ん?」
臣「男の子が1人でうずくまって泣いてたんすよ」
______reminiscence
5歳ぐらいの男の子だろうか
おそらくそこは病院の敷地内にある草かげ
バレないように、身体を小さく丸めながら、泣いていた。
同い歳ぐらいの女の子が近づいていって声をかける
『どうしたの?』
その声に男の子は泣き腫らした顔を上げた
『ぼくっ、、ぼっ、ぼくも、、、さっかーっっ、したっ、い、のに、っ、、』
『、、、みんなっ、、だっ、っ、だめって、、』
言ってる間も涙は止まることを知らない
『サッカー?できないの?』
『、、うん、っ、、』
『びょういんにおとまりしてるの?』
『うん、、、』
『___も!』
『、、、え?』
『おなまえは?』
『______』
『わたしは___!いっしょにあそぼう!』
『___はあんまりあそんじゃだめだよっていわれたの』
『だからね?おともだちあんまりいないんだあ』
『ぼくっ、、もっ、はしっ、ちゃ、だめっっ、て』
『___といっしょだね!』
『おへやでいっしょにあそぼう!』
お互いまだたとだとしいに言葉で遊ぶ約束をしている
『うん!』
男の子がそう答えると、どっちからともなく、手をに繋いで病院内へ歩き出した
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ベジタブルライフ | 作成日時:2018年2月7日 17時