want to protect /second

st.59 ページ11

パフォーマー組の撮影が、終わって休憩を挟んだらボーカルってなった時だった


HIROさんが、すこしだけ息を切らしながら入ってきた

全｢おはようございます！！｣

H｢おはよう、、、｣

そのHIROさんの目は俺を捉えていた

H｢登坂、、、史穏が、、｣

すこしだけ言葉に詰まるHIROさん

H｢史穏が倒れて、、｣

病院に運ばれた

意識がない

、、、、、えっ


頭をドンキで殴られたような衝撃だった


H｢撮影はいい、今から病院行くぞ。今すぐ支度しろ｣

体がゆうことを聞かない

なんで、、あと1ヶ月って言ったじゃん

さっきそんな話をしたばっかだよ

倒れたってなに

人｢臣！狼狽えてる場合か。行くぞ！｣

メンバーが俺の支度もしてくれて、直人さんにそう声をかけられた時にはもう、行くばっかになってた

H｢登坂。いいか、意識はないけど、死んだわけじゃないんだ。気をしっかり持て。｣

車の中でそんなことを言われた

わかってる。死んだわけじゃないくらい。

ねえ、俺はもう一度、史穏と話せるの？

あの愛しい声を、もう一度聴けるの？

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