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chapter63 ページ18

「はぁ〜〜〜。」


学校のお昼休み。

紙パックのリンゴジュースのストローを口にくわえながら盛大なため息を吐いた。

無論、その理由を園子や蘭に聞かれるわけで。




「それはもう、恋よ…!!」


得意げにそう宣言する園子の言葉を聞いて、飲んでいたジュースを吹き出しそうになった。



「っ……ちょっ…園子…!声でかすぎ…!」

「ははは……。」



ちなみに、これ以上嘘をつくのに耐えかねた私は安室さんと表向きだけ付き合っているということを2人に話した。

2人は最初は驚くも、その直後この話を聞いた途端目を輝かせたのだ。




「この流れで、本当に付き合っちゃえばいじゃない!!」

「私もお似合いだと思うなぁ。」




ちょいちょいちょい。

なんか勘違いしてません?お二人さん?



「…お二人ともまず落ち着こうか。これは恋バナではありませんよ?ただ、この気まずい感じをどうすればいいかって話であって__」

「じゃあさ、気まずい理由ってなんなわけ?」




園子が問い詰めるような口調で聞いてくる。




「そ、それは……触れられたのは嫌じゃなかったってつい言っちゃって、そしたら急に恥ずかしくなって……。」


その日から目合わせるのさえ困難になり、今に至る。



って、やば。



「触れられたってどういうことよ?!!!」

「きゃー!!Aちゃん、詳しく聞かせて?」




最近の私はつい口が滑ってしまうようです。

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なみだうさぎ(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます!!更新不定期で大変申し訳ないですが、できる限り期待に応えられるよう頑張ります!! (2018年10月14日 1時) (レス) id: e3d8bdb6e6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - 続編の移行おめでとうございます!私も楽しみに今後の展開待ってます。 (2018年10月13日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみだうさぎ | 作成日時:2018年7月17日 21時

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